鉄腕アトム(1) (手塚治虫文庫全集 BT 1)
アトムは初期にかぎる。
とはいえ、本書収載の作品は、いずれも私の生まれる前のものばかりだ。
そして驚くことに、昭和20年代で、著者はすでに作品中に環境破壊を取り上げている。
本書収載の「赤いネコ」がそれだ。
私は本作をアトム中のベスト作品だと思っている。
何度読み返しても、本作中のY教授の自然破壊に対する叫びには、心打たれるものがある。
そしてその相棒がネコというのもまた、ネコ好きの私にとっては何ともいえない。
また、私は本作で国木田独歩「武蔵野」の存在を知った。
誕生編は無視するとして、「アトム大使」から「コバルト」まで、アトムは本書に収載されている作品では、一般的なイメージとは別の顔をしばしば見せる。
まだ著者がさまざまな模索をしていたのかもしれない。
そして以降、次第にアトムは正義の味方、ヒーローになっていってしまう。
しかし、本書のアトムは人間にあこがれ、自身のロボットとしてのアイデンティティに苦悩する。
それこそが、アトムで著者が描きたかったことなのかもしれない。
「赤いネコ」のY教授はもともとは名前があった。
イニシャルになったのには事情があるのだろうが、やはり名前があったほうが良い。
アトムの部品もオリジナルでは真空管だった。
作品が作成された時代の空気を感じるためにはオリジナルが良い。
ゴールデン☆ベスト
♪おーせーわーになりました、
で有名な井上順のベストアルバム。 「昨日・今日・明日」「涙」「幸福泥棒」はピンクレディーで一世を風靡する前の都倉俊一さんの作品。「お世話になりました」(筒美京平)、「虹」(森田公一)、「幸せくん」(小林亜星)などなど、他にも豪華作家陣よる名曲が目白押しだ。しかもザ・スパイダース時代の順ちゃんリードボーカル作品が2曲入っている豪華版。
順ちゃんはマチャアキに比べ、ヒット曲の印象が少ないが、順ちゃんの声の優しさは誰にも負けない。
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今日、届いて開けてビックリ!
ナント、CDも入ってます。
ダウンロードMP3アルバムが1500円
こちらは、DVDとCDが入って
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