AJCC Cancer Staging Manual (Edge, Ajcc Cancer Staging Manual)
N分類の書き方等細部にわずかな差違はあるが,第7版より完全にUICC-TNMに準拠する事になったAJCC-TNMは,UICC-TNMよりも図や解説が豊富でわかりやすく,UICC-TNMの解説書的存在でもある.UICC-TNMの解釈に悩む腫瘍内科医,外科医,病理医は必携の1冊である.
The Complete Columbia Albums Collection
送料込みの3,000円で13枚組。1枚230円ちょっと。これでbyrdsコンプリートならたいがいの人は満足では。星4つは他の方も記載しているが紙ジャケが貧祖。2枚組は真ん中の繋ぎ目と紙質が薄いのと、cdサイズきっちきちなので、ロデオとタイトルのないはcdを中袋に入れてしまおうとしたら破けた!いかに日本の紙ジャケの技術と品質が高いか痛感させられた。サウンドはGoodですよ。中期のカントリーとサイケが合わさったような作品は気持ちイイ〜。
すべてのひとに石がひつよう
藤子不二雄の短編SF「オヤジロック」を思い出しました。
親父のごとく どっしりとした存在感のある大きな石を売る話で、
元になっているのがアメリカで流行のペットロックというジョークグッズ。
お気に入りの石にヒモをつけて散歩したり、いっしょに入浴できるのですが、
飼い主が勝手に感情移入して満足してるだけ、と看破するシーンがあります。
絵本の内容に水をさすわけではありませんが、ものは捉え方次第で
価値が変わるというわけです。ただの便器も歴史的な芸術作品になりうる
わけですし・・・
でも、いいじゃないですか。自分が本当にいいと思うのであれば。
本書には、石との出会い方、つき合い方が丁寧に描かれています。
生命の無いものとの交流は、人類がかつて持っていた、あるいは幼い頃に
だれもが持っていた豊かな心を思い出すきっかけになることでしょう。
身近な石を通して自然や自分自身と向き合えるのはすばらしいことです。
テーマを象徴的に伝えてくれるピーター・パーナルの絵も印象的でした。
Gods & Generals [VHS] [Import]
あまり日本では知られていませんが、この映画は南北戦争3部作の第一部です。アメリカ南北戦争の開戦から、主人公のジャクソン将軍の死までを描いていおり、第二部のゲティスバーグで分からなかったチェンバレン大佐の人間関係がハッキリします。もちろんこの役はゲティズバーグと同じジェフ・ダニエルズが演じています。そして映画の見所はマナサスの戦いとフレデリックスバーグの戦いとチャンセラーズビルの戦いの戦闘シーンで、大量のエキストラを動員して凄い迫力があります。特にフレデリックバーグの戦いはメアリーズハイツが北軍の兵士の死体で埋るほど凄惨を極め、南軍の一方的な勝利で終わった戦いですが、映画に出てくる北軍の無謀な突撃には情けなくなります。いずれにしろこの映画は哲学的で宗教的な神に祈るシーンが出てくるのでゴッズ・アンド・ジェネラルズと名づけられたのでしょう。
最近海外では人気があるのかブルーレイまで発売されました。機会があれば今度視聴しようと思います。
この映画をまだ見ていない人は一度みてください。もしかしたら南北戦争をもっと詳しく知りたくなるかもしれません。
とは言っても日本語の字幕も吹き替えもないので、英語が理解できない人は、このDVDを見ても意味が分からないでしょう。
わが終わりにわが始めあり〈上〉―不滅の女王メリー・スチュアート
悲劇のスコットランド女王として知られるメアリ・スチュアートの生涯を描いた歴史小説。
かなり史実に忠実に、ただしあくまで視点を、女性としてのメアリの心情に置いて描かれた
物語です。
歴史小説というよりも歴史恋愛小説と呼ぶ方がふさわしい内容になっています。
血と陰謀の渦巻く世界で、一国の女王でありながら女として生きることを選んだ、愚かしくも
情熱的な女性の生き様を知る入門書としては良い作品だと思います。
ただ、会話部分の訳文がかなり浮ついた今風のものであるため、メアリが尻軽女のような
イメージになってしまっているのがまことに残念です。
おそらく、恋の情熱に浮かれた女性を表現するには、堅苦しい文語調でなく、現代口語のほう
が良いと判断されてのことなのでしょうが(原文のニュアンスを解釈できるほどの語学力が
ないので、原文がそのような文章であったのなら申し訳ないのですが)、翻訳されている方が
相当若い方なのかと勘違いしてしまったほど、違和感のある訳文でした。
あと、脱字が多かったです。
せっかくの良い内容の小説なので、もう少し丁寧に本作りをしていただけたら良かったのに
と思います。