Rippingtons
僕はリピントンズ全部持っていますが、これも進化の過程と思います。
今回のアルバムはドンとした派手さはないですが、フリーマンらしさは出ていますね。
Jeff kashiwaのSaxがないのはその構想に合わなかったのでしょう。
僕はフュージョンのCDはほとんど持っていますが、どれにも波があるものです。
これもリピントンズの作品と受け止めておくべきでしょう。
何回でも聴いているとだんだんこのアルバムの理解度が高まってきました。
Cote D'azur
今回はコートダジュールへの旅に触発された作品らしいですが、サウンド的には1作目当たりのスムースジャズに回帰した繊細な仕上がり。ジェフ カシワの復帰二作目で安定感倍増。cut5 7 10等良い仕上がり。ジャケットはお約束。インナーデザインはラス自身のイラスト。ゲストも歌ものの収録もなく、直球勝負のRippingtonsサウンドという感じです。
Best of
GRP期のリッピントンズのベストアルバム。
代表曲の#2他#3、#8、#10など人気曲が揃っている。
アルバム未収録の#1、#6も収録。
個人的に気に入っているナンバーが入っていなかったのは残念だが、
おいしい所はきちんと揃っている。
リッピントンズ最盛期の音をパッケージしてて、
う〜ん、いつ聴いても心をときめかされる。
夏の日は勿論、ドライブに最適なアルバムだろう。
尚このアルバムを持ってGRPを後にし、
自己レーベル、ピークと共にウィンダム・ヒルに移る(現在はコンコードを親会社としている)。
以後メンバーを固定し始め、音楽性も変わってくる。