グッバイ、レーニン! [DVD]
良いです。子供達を守るために、お父さんとは反対の道を進んだお母さん。主人公の頑張りも涙を誘いますが、お母さんの頑張りに星5つです。
お母さんは、最後には「東西統一」の事実を知っていたが、息子の奮闘振りを嬉しく思い、あえて何も語らず亡くなったのではないでしょうか?
最後のビデオを流しているシーンで、テレビ画面を見ず、嬉しそうな息子を見続けるお母さんの顔は、幸せそのものでした・・・
無理に加速していく周囲に取り残されたような「帰る人のないアパート」なんかは、内装とか美しくて「東も捨てたもんじゃないゾ」という思いが感じられる。お母さんに手を差し伸べるレーニン像は、お母さんを何処に連れて行こうとしているのだろうか・・・
「グッバイ、レーニン!」オリジナル・サウンドトラック(CCCD)
この映画が、日本でも公開されるといいな。
すごく暖かい、ほろ苦コメディーです。
Yann Tiersen、「アメリ」の音楽も担当してます。
買って損のない、癒し系CDです。
グッバイ、レーニン! (竹書房文庫)
私は大学でドイツ語を専攻しており、在学中の1989年9月、
まさに壁の崩壊する直前の東ベルリンにも立ち寄っている。
東に見せつけるために、必要以上に華やかな西ベルリンから
東ベルリンに入ると、全ての物が色褪せていて、
道行く車〈トラバント・・ボディの一部は強化ダンボール!〉の
紫色の排気ガスは目と喉を刺激して
まさしく「東側」に来たことを感じさせた。
街の中心部まで歩いていっても人影がまばらで
商店のショーウインドーにも棚にも商品は少なく
強制両替させられた東ドイツマルクを持て余し
キオスクで新聞を買えば、少し握っていただけで手が真っ黒になった。
カフェで頼んだコーヒーはコーヒーと言える代物ではなく
しかし全ては今では貴重な体験に思える。
そんな懐かしい想い出に浸りながら、
『グッバイ・レーニン』を観て、そして読んだ。
あれから10年以上も経ったからであろう、
よくもここまであの当時を客観的に描写したものだ。
またドイツ人にこれだけ(!)三谷幸喜ばりの
ユーモアセンスがあったことに驚かされた。
サルバドールの朝 [DVD]
とっても衝撃的な映画でした。
すごく「エネルギー」を感じました。
特典として,「コメント」や「未公開シーン」そして「フォト」があったりと豪華な内容で、安さには驚き!
どちらかといえば,本編よりも、未公開シーンの方が非常に過激なシーン満載でした。
そして、コメントもジェームズさんや監督など、様々なプロ同士がそれぞれコメントを残している非常に貴重なものだと想います。