紫禁城―清朝の歴史を歩く (岩波新書)
紫禁城にまつわる清の歴史を、皇帝と建物の両方を軸に語っていくという趣向。清の通史ではないが、紫禁城の建物はもちろん、北京入城以降の歴代清の各皇帝の事跡を知るには良い本だ。ただ、後半第4章以降は中公の「西太后」を読んだ方が面白い気はする。
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レビューとは言えないかもしれませんが^^;
ファンタシースターは一度CD化されましたが、収録されていたのはPSGバージョン(MK3)でした
このCDを聞いた時はすごくガッカリした記憶があります。
ですが、今回のはマスターシステムのFM音源バージョンです。感動しましたw
当時のCMもFM音源で流れていたので、聞いた事のある人もいるんじゃないでしょうか。
MSXもコナミのSCC音源がなつかしいですよw
どんどん、オリジナル音源でのCD化をお願いしますw
決戦 紫禁城 [DVD]
原作がある映画とは知らずに見ましたがとても楽しめました。香港映画ではお約束のお馬鹿シーンあり、CGを多用した白熱のアクションシーンあり。悲恋に陰謀といったシリアスな要素もつまっていて、とにかく賑やかな感じ。ただの時代ものではなく、普通に空を飛んだり、戦いでは波動のようなものが飛び交ったりします。アンディ・ラウは天女を引きつれて空から登場します。そんな世界です。そういうのがお嫌いな方はやめたほうがいいかもしれません。あと、お笑い担当の人が下ネタ連呼しますんでそこもご注意(笑)とにかくまいってしまったのがアンディ・ラウのかっこよさでした。彼の古装片(時代劇)は初めて見ましたが、長髪の剣聖がなんと似あっていて美しいこと。アンディファンならずとも、これはオススメしたくなるかっこ良さでした!
紫禁城の栄光―明・清全史 (講談社学術文庫)
本書は、14世紀後半から19世紀初頭までの間、およそ450年間に亘る中国と周辺諸族の歩みを概観し、基本的には漢民族の体制であった中国が、明清交代とそれに引き続く満清支配の過程により、満洲・蒙古・チベット・東トルキスタンなどと融合し、今日的な帝国的構造を完成させていく状況を説き明かしています。
些か政治史に偏重している嫌いは否定できないものの、中国本部の様子だけではなく、周辺地域における諸族の歴史や、彼らと中華との相互交渉の経緯などが簡明に説明されており、たいへん勉強になります。そうした分野に光を当てることにより、満清による中華支配が、その後の中国と東アジア地域の歴史にとって如何なる意味合いをもっていたか、自ら明らかになっていくような一冊です。
オリジナルは40年近くも前に書かれた古い本ですが、今読んでみても新鮮さを失わず、また、現代中国の性格と動向を考えていく上でも、たいへん示唆に富む一冊だと思います。