Forest Notes-concert with trees- [DVD]
遊佐未森さんの作品を語る上では、外す事が出来ない作品です。
自分も当時おそらく50回ぐらいは見たかな(もっとか。。。)と思います。
富士の裾野で紡がれた映像の美しさ、そしてソラミミ楽団の衣装も見どころですが、
特にこのビデオ用に中原信雄氏(ベーシスト)アレンジによりベース音が前面に
ビンビン(やりすぎ?)出ていてビート感とリズムが素晴しい。
また、聞きこんでみると原曲よりも後発なので、アレンジはもちろん遊佐さんの
ヴォーカルもより一層完成されているのでその辺りも映像と含めて見所です。
不思議でやわらかな、独特の遊佐さんの動きは音楽(曲)を体で表現するという
手法が根底にはあります。なので子供の情操教育にもオススメです。
Picture HOPE-Holiday Of Planet Earth- [DVD]
これが本当に20年前近くのクリップとは信じられない完成度です。
とくに「夢をみた」は実験的であるにもかかわらずクオリティの高さ
に驚かされます。
エコロジーが叫ばれる現代だからこそ自然との調和をコンセプトとした
この映像を多くの人に見てほしいです。
男と女2 Special Edition(カラオケCD付2枚組)
とても満足度の高いCDです。曲がすべてヒット曲なので質が高い上に、稲垣潤一の色っぽい歌唱力に、様々な実力派女性ボーカリストがうまく絡んで、どの曲も素晴らしい出来映えだと思います。歌唱力とか歌のうまさとかありますが、声質の魅力というのを、特に女性ボーカリストに感じます。クラシックの歌唱がおもしろくないと感じるのは、声質なのではないかと思っています。ちなみに、ヒット曲はいい曲であり、カラオケで歌うには適した曲ですので、バラエティに富んだヒット曲が詰まっている、この手のベストアルバムは、私には勉強にもなります。(^^; ちなみに、「男と女」(1とはついてないけど)も、とても好きです。
桃と耳~遊佐未森ベストソングス
遊佐未森をベストアルバムごとに前期,中期,後期と分けるとすれば,前期の集大成ともいえるこのアルバムは,このアルバムを最初に買った私には懐かしく,10数枚目の最新作で遊佐を知ったファンには衝撃?の作品でしょう。
歌う喜びを開花させる前の,やや頑なな若い遊佐未森は,当時から独特の世界を構築しているのです。ジャケット写真に見られるコスプレ感覚は,今のみもりんからは想像も付きませんが・・・
最近の作品から入って,遊佐未森を知りたくなった人には,お薦めできます。
CUP NOODLE CM SONGS COLLECTION
きっと、現在進行形なのだ。
ここに収録されている楽曲は、カップ・ヌードルを食文化の表舞台に押し上げてきたと同時に、その時代の音楽文化の一端を確かに表していると感じる。
「ハッピーじゃないか」、「ボーンフリー・スピリット」で従来のインスタントラーメンとは異なるものとして「カップ・ヌードル」なる食品を認知させ、パリ・ダカール・ラリーの映像の向こうで「翼の折れたエンジェル」、「フォルティッシモ」、「ガラス越しに消えた夏」が続けざまにかかったとき、カップ・ヌードルとパリ・ダカール・ラリーとこのCFが、文化の一員として確固たる地位を得た時代が確かにあったような気がしている。
そしてそれは今も進行中。現在は宇多田の「This Is Love」であるが、他の方の挙げている名曲も然り、カップ・ヌードルは現在進行形であり、そのCF・CDもまた進行中なのだろう。