【送料無料】☆輸送布団収納袋 引越し・輸送・持ち運びに便利! 持ち運びベルトも2本セット (不織布 1.5倍厚生地)
サイズも大きくて、生地も価格相当の程良い厚さで良かったのです。
ただ、ベルトを通すフックがあるともっと良いと思いました。
あと、ベルトの通し方の説明書が欲しかったです。
締め上げて、その後、緩まない様にするベルト通し方を自分で工夫するしかなく、時間がかかりました。
And Then There Were None: Complete & Unabridged
アガサ・クリスティーといえば「そして誰もいなくなった」と勝手に思っていたのだが、最近やっとその作品を読む機会があった。本作が面白いのは、中心となる探偵がいないということ。つまり「この人は犯人ではない」といえる登場人物がいないのである。孤島において、ひとり、また一人と殺されていく中、各人が次第に周りの人間に対して疑心暗鬼になって行く様子、そしてタイトルの意味が分かり、すべての謎が明かされる最後の二章はまさに衝撃。外界から切り離された世界での連続殺人、というのは現在ではもうありきたりな小説のネタだろうが、本作のような結末を持ってきた着想力には感嘆せざるを得ない。ポワロ物とは違ってフランス語はほとんど出てこなかったので、ぜひ英語で一読を。
Veil∞ assorted voices
LiaさんやAoiさんなど、流動的に活動をしているヴォーカリスト達によって集結したヴォーカリストブランドのVailのファーストアルバムです。
主として、ゲームの主題歌・挿入歌で、ゲームをしない私ですが、曲は非常に気に入りましたので、☆5つです。
購入直後、動作せず、ネットの情報は、悪い印象であった。すぐにショップへの問いあわせしたところ、すばやい回答と対応して貰い。代替品の発送してもらい確認し、初期不良品であった。いろんなPCどうしてテストするが、安定して動作している。これなら、追加購入して4台接続も面白いかもしれない。CPUの負荷が高い作業をいくつかのサブPCでやらす。1つのキーボードとマウスでパラレル3台のPCをコントロールするとと机がすっきりして気持ちいい。チョット古いPCを引っ張り出して、資産の有効利用が可能だ。
お引越し デラックス版 [DVD]
小学生の漆場レンコ(田畑智子)は両親が別居することとなり、離婚は時間の問題。レンコは、何とか両親の関係を修復しようとあの手、この手で抵抗を試みる。しかしながら、大人の事情はもう後戻りのできないところまで来てしまっていた。現実をどうしても受け入れたくないレンコは・・・・。
現在では離婚家庭は珍しくないが、本作品が製作された頃はまだ、マイノリティなのか、レンコの肩身は狭いようである。他の離婚家庭の友人にシンパシーを感じてみたり、居場所のなさを感じてみたり・・。
田畑智子といえば個性派女優。菊池桃子も霞むような異様なオーラを発していた「めんつゆ」のCMやNHKの朝ドラ「私の青空」を思い出される方もおられるかもしれない。しかし、本作品のオーディションで8000人もの応募者から相米監督自身に選ばれ、本作が弱冠11歳でのデビュー作だと知る人は少ないだろう。(私も知りませんでしたが、この年の新人賞を総なめにしている)原作でも名前はカタカナ表記だが、一応「漣子」のようらしい。
母親ナズナ(桜田淳子)とのトモダチのようで、緊張感もありの微妙な関係、家を出た父親ケンイチ(中井貴一)との距離感が絶妙。中井貴一は珍しく情けない親父の役であるが、本作では二人の前で影が薄い。それでも、父親のバイクの後ろに乗って五山の送り火の夜に疾走するシーンの幸福感が言葉で表現できないくらい素晴らしい。(ほんとうの五山の送り火の日にロケをやるなど信じられないようなことをやっている)
京都の、すごく狭い住宅内での壮絶な夫婦喧嘩+親子喧嘩のシーンでは、TVドラマのセットのように片側に壁がなければ撮りやすいだろうが、実際の住宅なので、演じる方、撮る方、双方とも、テクニックを感じさせる。後半やや冗長さと難解さがあるものの、終盤の山場である、夜の琵琶湖畔での祭りの幻視シーンは、鳥肌の立つような荘厳さも感じさせるなど、強烈なインパクトがあり、まさに相米節炸裂。
本作でも、冒頭部等に長いカットがあり、全力疾走シーンなど何度もやらされる田畑智子も大変だったと思われる。ションベンライダーで永瀬正敏がやっていたのと同じようなトラックへの飛び乗りシーンもあるが、臆することなく演じている。
存在感のある母親ナズナ役を好演していた桜田淳子は「スター誕生」出身で、そのオーラ故、伝説的な得点をたたき出したことで知られる。(常人離れしたまなざしの輝き感など、本作品においても感じられる)。山口百恵、森昌子と並ぶ70年代のスーパーアイドルの印象が強いが、80年代以降は映画や舞台、ミュージカル等、女優としても成功していた。プライベートな事情により、本作品が実質的な引退作となってしまったのは誠に惜しい。
すなわち本作品は田畑智子のデビュー作でもあり、桜田淳子の(実質上の)引退作品でもある。
ちなみに、本作品の地元、京都市出身の田畑智子が後年、NHKの朝ドラのヒロインに抜擢されたときの役名が「北山なずな」だったのは、単なる偶然とも思えない。
本作は相米慎二の没後にDVD化され、「光る女」同様、デラックス版というだけあって当時テレビで放映された番組を再編集したメイキング映像(21分)や予告編が特典として添付されている。クライマックスの琵琶湖畔の炎上シーンの撮影風景もあり、貴重。
成人後の田畑智子が当時を回想するインタビューも含まれている。桜田淳子さんにも登場して欲しいと考えるのは私だけではないだろう。
かわいらしいエンドロールであるが、ラスト近くにちらっと写る豆腐屋役は田畑智子の実父なのだそうだ。(笑)
本作も他のいくつかの相米作品同様、入手が著しく困難となっているが、「雪の断章−情熱−」「光る女」「風花」と並び相米慎二が遺した13の作品中では好きな作品である。