UNITED TOUR YOSUI INOUE CONCERT 1999~2001 [DVD]
陽水は曲も素晴らしいけど、ライヴもまた素晴らしいのです!
近頃また脚光を浴びているので注目されているので曲しかしらない方もたくさんいらっしゃると思いますが、これを見ていただければライヴの素晴らしさがわかると思います。
ん~でも欲を言えば、もっと昔のライヴも見てみたい!
40th Special Thanks Live in 武道館 [DVD]
4月1日に届きました。陽水さんの素晴らしさは他の方がレビューで書いてくれると思うので、DVDのレビューをします。 まず音声。ドルビーでなくPCMなのが残念ですが、陽水さんの曲はすっきりした曲が多いので、こもった感じはありません。でもPCMだからなのか、深みや広がりが足りないような。 映像は、変にいじくっていないので見やすい。 歌詞も表示させられるのですが、シネマフォントで味がある。 メニュー画面は、ステージの写真に再生とチャプターとかの文字だけでシンプルすぎるような。曲が流れたり動く画面なのかと思いましたが。 当然良くないところもありますが、井上陽水ファンなら買うべき逸品だと思います。
ギブソンJ-45永久保存ガイド (晋遊舎ムック)
カラーの画像や資料も多く、ごくごく平均的なものだと感じました。
奥田民生・斉藤和義氏のインタービューや使用ギターの画像が
ないとかなり質は落ちると思います。
間違った表記もありますし、主観の多い文章など、gibson J-45の永久保存版と
本当に自信をもって言えるのかと・・・。
ギブソンギターブック1・2や丸ごとギブソンJ-45などを比べると
かなりミーハーな受け狙いの本にしか見えません。
個人的には、J-45を使用するアーティストやその名盤などの
記事を読んで「浅いなー」と感じた次第です。
店の広告なんかは必要ないと思いますけど。
別冊カドカワ 総力特集 井上陽水 カドカワムック 62483-33 (カドカワムック 330)
色んな方達から見た井上陽水が語られていて楽しかったです!
タモリさんの話に笑って玉置さんの話にホロっとしたり〜
今まで陽水さんは気難しい人なのかな?と勝手に想像してた
んですが実は結構、社交家なんだな〜と思いました。
独特な雰囲気だけど人を拒絶していないような大きい優しい方
なんだ・・・だからアノ音楽があるんだな〜と読んでいて感じ
ました。
氷の世界
1973年3月の発売ですから、フォークブームの絶頂の頃です。
日本のレコード史上で始めてミリオンセラーを打ちたてたアルバムでした。確かに名曲揃いですね。今聴いても古さを全く感じさせないアルバムです。
レコードを必死になって聴いたせいで、収録曲のほとんどを30年経った今でも歌うことができます。若い頃、楽譜を買って一生懸命練習した賜物かもしれません。
星勝のアレンジが冴え渡る「帰れない二人」の伸びやかな高音は、ハッとするほど惹き込まれる魅力を内在していました。「心もよう」や「小春おばさん」のようなどこかセンチメンタルな気団に浸る曲は、陽水の真骨頂だったように思います。そして「氷の世界」のスピード感溢れる曲と少しシュールな詩の取り合わせが、印象的でしたね。
7曲目の「自己嫌悪」は、その歌詞に使われている言葉によって、制作会社がひととき自主規制をしたため、聴けなくなっていました。差別を生み出す土壌は問題ですが、芸術作品における「言葉狩り」は、表現の幅を狭くする恐れがあります。このCDでは、発売当初同様、全てを聴くことができるようになって幸いですが・・・。
「白い一日」の小椋佳と陽水の歌いまわしの違いが当時とても新鮮でした。どちらの声も魅力的ですが、内面の淋しさを声にのせられると言う意味で貴重な歌手ですね。その魅力的な声は、30年経ってもちっとも衰えていないのが不思議です。
これだけ個性溢れる曲がつまっているアルバムはないでしょうね。「永遠の名作アルバム」でしょう。