図解・ボーイング787 vs. エアバスA380―新世代旅客機を徹底比較 (ブルーバックス)
この本は、旅客機好き、特にヲタクにも満足できる解説本です。
最新の飛行機製造技術が、どのような発展を遂げ事故防止やパイロットの負担軽減に向け、どのような対策が行われているか、細部まで分かる内容になっています。
そのため、初心者の方が読まれてもちょっと??な部分は出てくると思いますが、中・上級者の皆さんには読み応え十分な内容です。
ボーイング社とエアバス社の、旅客機製造に対する思想の違いも、かなり鮮明に描かれていると感じました。
ひとつだけ残念な事は、ボーイング787の仕様詳細が発表になる前に執筆されている関係で、“予想値”が各所に書かれているところです。
しかし、そこは筆者の長年にわたる経験と取材により、ほとんど“リアルな数値”でしたが、あと半年執筆を遅らせれば“予想値”の部分はなかったと思います。
1/200 全日空 エアバス A320 #32
初めて、エアラインモデルの制作を行いました。デカールで失敗して、スペアデカール待ち状態です。
部品点数も少なく、初心者向けだと思います。エアブラシ塗装のためマスキングに時間がかかりますが、仕上がりに影響するために慎重に行いました。モールも凸モールではなく、筋ボリができる凹モールなので修正は容易です。シンプルながら奥の深いキットだと思います。
シンフォレストDVD 旅客機ミュージアム 国内線旅客機図鑑 Airliner Watching in Japan
このDVDは一見だらだらと流しているだけなので、退屈すると思う。
だが、実は見方があるのだ。
チャプターをみると、エアラインごと、JALグループとANAグループ、その他の三つに大別されている。その各グループごとに飛行機会社が表になっているので、それぞれを見ていく。
するとどんなエアラインがどんな機種を使用しているのか、非常に分かり易くなっているのだ。
私はプロペラ機が好きなので、乗るにはどのエアラインを利用すればいいのか、これで理解でき、とても助かっている。ただ、クラシックジャンボなど、今はもう運行されていない機種などもあるので、ちょっとした説明も載せてくれていたら、もっとありがたかった。(例えば乗員三人態勢とか。そうすれば、ああ〜この間引退したなと連想できる)
さらに言えば、各エアラインごとに運行路線図なども付けてくれていたら…などと思ってしまった。廃止路線・休止路線などちょくちょく変わるので、難しいかな。
もう一つの楽しみ方として、地上から見上げているだけでは分らない機体の様子、ギアやフラップ、またエンジンの種類など、ドアップで観察できるということが上げられる。
同じ747−400なのにエンジンはP&Wじゃなくてロールスロイスだ、とかね。マークで確認出来ちゃうのだ。
私がげらげら笑ったのは、MD−81に積んでいるエンジン(たぶん、P&W製)。着陸すると、エンジン後部の上下からフードカバーみたいなものがパカッっと被さってきて、変な形になる。おそらくこれもブレーキの一種なのだろうが、最初見た時はハァ???となった。
見方次第では、面白い図鑑になると思いますよ。
プレーゴ!’93~ザ・メニュー・オブ・トラットリア(1)
CDにも書いてありますが、この曲数でこの内容は超お得!!
サクサク系から、ボンヤリ系まで、各種取り揃えです。
私が好きなのはウイルビーグッズなんですが、これはボンヤリ系です。
今のトラットリアには登場しないアーティストも出ていますし、買いだと思います。
旅客機で飛ぶ Microsoft Flight Simulator x コース攻略テクニック
これからフライトシムをはじめようとする初心者の方は、ひとたび空に上がるとそこはすべて計器の数字が支配する世界だということを心がけてください。というのは、私はFS98,2002と購入し、有視界飛行でセスナの離着陸をやりましたが、それ以上まえに進めませんでした。旅客ジェット機になると、スピードも速く、舵は空に浮かんだバスを操縦するように重かったからです。離陸はできても着陸などできませんでした。次にFSXを買い、この本の存在を知り読み、ジェット機は主に自動操縦と計器飛行で飛ばすという理屈を知りました。眼からウロコが落ちたようです。本書は、筆者がフライトシムをはじめてマスターするまでの苦労した経験から、この手順と図解説明で計器飛行からはじめることで容易に離着陸ができるよう工夫したマニュアルだと感じます。具体的に各種設定や離着陸の手順、計器、自動操縦の扱い方(必要最小限の範囲?)も説明してあり、セスナの飛行経験がある私には分かり易かったです。私の場合は、本書でまず飛行練習をして、疑問に思う計器の使い方は、FSXについているラーニングセンターの解説(とくにGPSの使い方)、他の本、インターネットで調べたりしながら、少しずつ技量をあげていきました。離陸したらどこにいるか解らないので、GPSをみながらの飛行をしています。一通りいろいろな機種で離着陸ができるようになると、フライトシムというより自分流エアプレイを楽しんでいる感じです。