太陽を盗んだ男 [DVD]
東海村からプルトニウム奪取、自宅アパートで原爆開発‥‥
この作品の脚本は「タクシードライヴァー」ポール・シュレイダーの兄レナード(子供の頃は何者か知らず日本人のペンネームだと思っていた)が手掛け、
寡作の巨匠、ゴジさんこと長谷川和彦監督、全盛期の沢田研二、当時の東映スター菅原文太を配したキャスティングは任侠映画ファンには堪らない。
ジュリー演じる原爆を使い国家権力を脅迫する「9番」と警視庁の敏腕山下警部の対決。
皇居前で逮捕覚悟のゲリラ撮影、
カーチェイスシーンはCGのなかった時代にも拘わらずCGばっかりの映画を遥かに凌駕し圧巻だ。
この作品を知ったきっかけは樋口真嗣監督、福井晴敏氏がテレビで紹介していたから。
今以上に核アレルギーの世論が高まっていた70年代、この映画や「新幹線大爆破」や「皇帝のいない八月」みたいなトンデモカルト映画が作れたのは、製作者にやかましい世論を捩じ伏せる腕力と説得力があったからだ。
今の映画は真面目過ぎてぶっ飛んだり観客なんか知ったこっちゃない的な手法とは無縁、ボケーと観てれば何となく分かっちまう映画だけだ。
79年公開……21世紀になっても古臭さを感じない作品です。
生きたいようにいきて死ね 続銀幕ロック
最近の日本の音楽の大半はアメリカの真似ばかりで、聴くにたえないのですが、このCDには、今の使い捨ての音楽ではなく、ほんとに心に残る音楽が収められてるなあと思います。特に裕次郎さんの声はいつまでも色褪せることはないと思います。まさに日本ロック万歳という感じです。最近の流行歌に飽きてしまった人に是非お勧めします。
アクティブレーベル/トラック野郎 星 桃次郎(菅原文太)・セーターバージョン
喧嘩っぱやくて女に弱い。しかし正義感と情には人一倍厚い。星桃次郎こそ男の中の男だと思います。
そんな私の大スター、一番星・桃さんがスクリーンから飛び出してフィギアになりました。
☆マークの付いた真赤なセーターに、腹巻き姿がとても凛々しくてご愛嬌です。
2本足で立たせるのがちょっと難しいですが、その仕上がり具合には大変満足しています。
スクリーンの中でしか会えなかった桃さんをぜひお手元に・・・。
セーターを着た冬篇の他に、ダボシャツを着た夏篇もあります