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怪物狩り―世界“旅的”個人釣行ビジュアルガイドBOOK
夢を夢で終わらせない。男のロマン。ノンフィクション怪魚本。
次から次へと出てくる怪魚・歯型ボロボロのルアー・異国の風景・経験談
スピード感あふれるメチャ濃い内容に一気に読んでしまいました
過去6年にわたる釣り旅伝説・・アツイです
『いつか異国でデッカイ魚を釣りたい』なんて思っている学生、社会人
絶対に読むべき本だ、と思った。
ぶっちゃけ『いつか』なんて言っていられなくなる。スロットやってる時間が勿体無く感じてくるから。
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DREAMING THROUGH SEASON
とっても、素敵なアルバムです。
仕事をしながら、毎日聞いています。
特に Pixie は、パリのエスプリが感じられ、
このアルバムの中で一番好きな曲です。
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礼儀作法入門 (新潮文庫)
山口瞳の文章ならびに作品には「中毒性」がある。単純な文字の
「羅列」としての文章それ自体の華麗さはサントリーの同僚の
開高健とは比べものにならないだろう。だがその純粋な言語表現と
しての文章の背後にある山口の好み、美意識、人生観といった事柄を
理解してしまえば、その作品世界は読者のイマジネーションのなかで
何倍にも膨れ上がるのであり、あの独特の「間」から山口の喜怒哀楽
が見えてくるようになればあなたも立派な山口病患者である。
本書(とその続編)は「山口ワールド」の入門書というべきものである。
もちろん、実用的な礼儀作法入門書としての要素も十分に強いが、
それ以上に山口瞳本人の「入門書」であることを忘れないで貰いたい。
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江分利満氏の優雅な生活 (ちくま文庫)
高度経済成長期のサラリーマンの悲喜交々を、飄々とした散文で描いた作品です。
昭和というとなにか懐かしい響きですが、この作品は1962年に発表されたものなので
実に半世紀の時を経ていることになります。
そろそろ古典小説と呼んでも大袈裟ではないかもしれませんね。
現在の視点で読むと言葉遣いや慣用句など、
資料を参照しないと理解できない箇所がちらほら見えます。
「バクダン」「カストリ」など、
これらの単語の意味がわかる人はかなり少なくなってきたのではないでしょうか。
50年間における日本文学の語彙の変遷を調べるという読み方も可能でしょう。
一方で現在の社会情勢においても通用する、するどい描写も多いです。
198頁「立身出世なんか、つまらない。出世なんかしたくない、と口に出していう社員がいる。
どうもこれは一般の風潮らしい。しかし、口に出していう社員をみると
だいたい出世する能力を欠いているか、そもそもヤル気がないかどちらかである。」
200頁「35歳の江分利と30歳の連中とは、どこか少しちがう。30歳の連中と25歳までの新人たちにも
気質的に断層がある。若い人たちは、よくもわるくも自己中心的である。」
同じく200頁「大企業となるとどうなるか。(中略)立身出世は入社と同時に決まってしまうのではないか。
仕事をして出世するのではなく相手を蹴落とすような具合になるのではないか。
社員の気質を知らないで、噂やデータだけで配置転換が行われるようになるのではないか。
社員はますます自己中心的になるのではないか。」
などなど、現在の組織にもそのまま当てはまるような問題が
半世紀前からすでに指摘されていたのだと思うと、驚きを隠せません。
軽い文体とテンポの良い展開で優れた構成力を持つ作品ですが
内容は決して軽い場面ばかりではありません。
戦前、戦中、戦後と激動の社会を駆け抜けた昭和ヒト桁生まれ(1925-35年生まれ)
の生き様には、大いに学び、楽しませてくれる力が秘められています。
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2010世界バレー ~32年ぶりの快挙!全日本女子 銅メダル獲得の軌跡~【初回限定生産】 [DVD]
全試合のプレイバック。これは見ごたえがありました。初戦の大逆転勝利から3位決定戦まで、きっちり見直すことができます。
特典映像のサオリンの得点シーン集は必見です!技ありスパイク、レベルアップしたブロック、変幻自在のサーブ・・・
さらに銅メダル獲得の舞台裏、監督、コーチ、アナリスト陣の奮闘も収められています。
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