COVER WHITE 男が女を歌うとき
大人の選曲に大人のシンガーによる大人のカバーアルバムです全16曲それぞれに青春時代の思い入れがあり若き日の自分をセピア色に思い出させてくれました、夜、一人の時間にどっぷり浸りたい一枚です。
マツケン・マハラジャ/マツケンカレー
大阪新歌舞伎座の暴れん坊将軍二人吉宗の舞台を観たあとに第二分の歌う枕草紙のクライマックスで流れてました。
僕自身まったく公演を観るまでまったく曲のこと知らなかったんですがマツケンサンバ'Uの歌が終わってしばらく間奏がされたと思いきやいきなり時代劇の世界が一転!役者全員がインドの格好をしてすごいド迫力で踊りが始まり その凄まじさと曲の良さに圧倒されました。
まず今までの松平健が歌ってきた曲の印象とは全く印象が違います!曲のイメージも歌い方も踊りも全て本場のインドを彷彿とさせる徹底ぶりで度肝を抜かれました。
ムトゥ踊るマハラジャのようなインド映画のイメージに近くしかもそれが松平健がやると妙に似合っている…
いままでの松平健のイメージと全く違います。「マツケンパラパラ」みたいなネタや流行でマツケンが今まで出してきた曲どころじゃないくらいレベルが高いです。
とにかく一度耳にしてみてください。
本当に曲がめちゃくちゃ凄いです!
SONGS
90年代前半にミリオンを達成したZOOの「Choo Choo TRAIN」。
2000年代半ばに、再びEXILEのカバーが大ヒット。
シングルの売り上げこそ、シングル・バブル時代と比べれば大したことないけど、
その後のEXILEの人気振りを鑑みれば、「Choo Choo TRAIN」の力は大きいと思う。
1もまたZOOに提供した楽曲のセルフカバー。このアルバムの中でいちばん好き。
「Choo Choo TRAIN」のサビを聴けば分かるけど、ZOOの曲(※圭三さん提供曲)って、圭三さんがサビをソロで唄ってます。
ZOOのメインボーカル(サツキ)は女性で、声量があまりあるとは言えないので、圭三さんのヴォーカルがかなり目立ってます。
4は先輩の池田聡への提供曲。面白みがあまりなく、駄曲に感じます。
5・6はICE BOX。「冷たいキス」は予想よりも売れましたが、そんなに好きではありません。
「落日」の方が、セルフカバーで圭三さんの魅力を引き出していて好き。
7は米倉利紀への提供曲。この曲かなり好き。米倉さんよりも歌いこなしてます。
8は郷ひろみ。つまらない曲です。
9はブラックビスケッツによってミリオンヒットとなった有名な曲。
…でも、「Choo Choo TRAIN」と違って、「Timing」は盟友コニタン(小西貴雄)との共作なのです。
この曲に関しては、私はブラビによる原曲の方が好き。ビビアンの元気な声に励まされます。
10はASAYAN出身の亜波根綾乃への提供曲。実力があったのに今はどこに?
11はその名のとおり、『びっくり箱』のようにいろんな曲がごちゃ混ぜになったメドレーみたいなものです。
ZOOへの提供曲で2番目にヒットした「Gorgeous(ゴージャス)」が一瞬ですが織り込んであります。
ぜひ1曲フルの圭三さんによる「Gorgeous」のセルフカバーを聴いてみたいものです。
「SONGS 2」がいつの日か発売されることを、ひそかに心待ちにしております!