心療内科に行く前に食事を変えなさい
糖分が大好きで、ストレスに弱い私が、興味を持った、分子整合医学という栄養療法。何冊も読んだ中で、一番、わかりやすかったのがこの本です。糖分の制限は、実践してみるとかなりキツいですが、健康になるための食事、脳が健康になるための食事、何を食べた時に、脳は疲れているのか、知識を得ることができ、それだけでも、光が見えてきます。一家に一冊! 遅れた日本の医療では教えてくれない栄養の知識がよくわかります。あまりにも分かりやすく良い本なので、体の不調を持つ知人に、配りまくっています。素敵です!
職場のメンタルヘルスで困った時に読む本―心療内科医が贈る完全マニュアル
職場のメンタルヘルス全般を扱うようなタイトルだが、内容は職場のうつ病の本。見開きの事例で分かりやすい。特に、他の本では案外書かれていないような内容が随所にみられる。職場でのうつ病の予防法(むしろうつ病になってからよりも重要と目から鱗)、うつ病の人に対する職場や家族のかかわり方(自殺予防の点からも)、また休んだ人が復職へ向かうプロセス(かなり具体的)などがその例。最後に、メンタルヘルス不全の予防というおまけ(?)の一節があり、仕事人間にとっても、自分自身の心の健康のためにと思って読むと納得できるし、いろいろ道が開けそう。上司にも読んでもらいたい本。
心がもっと軽くなる―心療内科医(おいしゃさん)と話そう
うつ病など心の病で苦しんでいるご本人だけでなく、その家族はもちろん、育児や非行で悩んでいるお母さんや介護で疲れている人、更年期障害でしんどい思いをしている人などに大変参考になると思います。
人の心の強さや弱さがどこから来るのか、わかりやすく解説されていました。
また、うつ病と躁うつ病では処方される薬も違い、そのような診断間違いで多くの人が長期間に渡って苦しんでおられるのはよく耳にするところですが、この先生は物凄く経験値が高く、微妙な症状の違いを見分けて丁寧に診断されている様子が目に見えるようでした。