Crazy and Mixed Up
主にクラシック音楽を長年聴きながらポツリポツリとジャズのレコード・CDを手にしてきたが、これだ!
というものになかなかお目にかかれなかった。やっと出会えたのがまさしくこのアルバム。
正統?ジャズファンからすれば何を今更、と言われそうだけれど・・。
このアルバムはグールドのゴールドベルク変奏曲のように「何度聞いても飽きず」、
ホロヴィッツのスカルラッティのように「何度聞いても煌めいている」・・
サラ・ボーンの枯葉、枯葉のサラ・ボーン? ちょっと言いすぎかな?
とにかく私のジャズ体験のなかで出会えた最高のアルバムの一つ。
キース・ジャレットの「Standards,Vol,1」と共にCD棚の上の方に置いておこうと思う。
オーストリア経済学―アメリカにおけるその発展
メンガーやハイエクなどに端を発するオーストリア学派だが、戦後この学派はどこにいったのだろうか。本書は、オーストリア学派のその後を知るためにだけではなく、この学派のもっているすぐれた現実感覚や今日的意義を知るのにも適切な書物となっている。現段階でのアメリカにおけるネオ・オーストリア学派についての最良の書物の一つだといってよいだろう。この学派の内部事情や正統派との関係など、アメリカでネオ・オーストリア学派に身近に接している著者ならではの見解がうかがわれ、興味深い。評者には、著者がこの学派にたいしてつかず離れずのスタンスを持っていることが、面白かった。
ラヴァーズ・コンチェルト~サラ・ヴォーン・ベスト
ここに収められたFly me to the moonは、他に聴いてきたものとは相当アレンジが違いますが、彼女の力強さが伝わってきて、充分満足して聴くことができました。
ベスト・オブ・サラ・ボーン
美輪明宏のおしゃれ大図鑑を読んで、本の中でお勧めされていたサラ・ヴォーンのSo many starsを知りました。この曲が入っているのが、このベスト版とブラジリアン・ロマンスという87年に出されたもののみのようですが、この曲が目的なら、断然ブラジリアン・ロマンスのほうがお勧めです。このSo many starsという曲名は、日本語で星屑のサンバという題名がつけられていますが、とにかくすばらしくロマンチックで素敵な曲です。このベスト版は50年代から80年代の音源からいろいろと集めているようですが、ブラジリアン・ロマンスはすべて87年に録音されたもので、サラの声も成熟していて、聞いていて本当に気持ちがいいですし、後半の曲はすべてSo many starsと同じようなロマンチックな曲が何曲も入っています。成熟したサラの声が聞きたかったら、ブラジリアン・ロマンスや82年録音の枯葉のほうがお勧めですよ。
サラ・ヴォーンwithハービー・ハンコック&フレンズ [DVD]
とにかく良かった。
Send in the clownsが入っていました。
サラの歌うこの曲は最高!!
映像を見られるなんて、感動です。
86年、サラの晩年のものですが、録音状態も良く、本当に買って正解。
高くてもいいから、もっとたくさん入っていたらいいのにと思いました。