中学受験これで成功する!母と子の「合格手帳」
本書は受験直前の6年生の両親や子供を対象にしている。
しかし、むしろ4年生、5年生の親が読んでも有用です。
手帳というツールを使いながらの、中学受験の手引き。
塾では教えてくれない
12月から1月まで過ごし方が要約されている。
特に直前の過ごし方は類書にはみられない
アドバイスが詰まっています。
入門ストーリーシリーズ「初めての君へ」 まんが ロックドラム塾 (入門ストーリー・シリーズ「初めての君へ」)
1980年代中盤に出版された漫画によるドラム教則本。
高校生活に退屈していた主人公が、ひょんなことから観に行った
ライブハウスの演奏をきっかけに、ドラムに興味をもつ。
クラスメイトとバンドを組み、軽音楽部主催の演奏会という
大舞台で演奏できるようになるまでの成長物語。
高校のOBである師匠の指導のもと、
ドラムセットの名称や、譜面の読み方、ドラムの基礎技術はもちろん、
教則本に載らない素朴な疑問レベルの解説もあって、
初心者には非常に親しみやすい。
ドラムが楽しいという単純な描写だけでなく、
技術の習得の難しさ、練習の厳しさについてもしっかり描かれている。
主人公は学校でも家でも必死に練習を続けるが、道のりは決して順調ではない。
演奏会直前になっても上手く叩けないもどかしさについに腹を立て、
悔し涙を流しながら、楽器に当たり散らしてしまうシーンが印象的。
ありふれた青春ドラマだが、ドラムに真剣に打ち込んでいる主人公の姿は
素直に賞賛できる。
理系数学の良問プラチカ―数学I・A・II・B (河合塾SERIES―入試精選問題集)
本書は、国公立・私立大学の理系学部を目指す受験生を対象とし、"古典的"な入試良問を素材として、頻出で重要な解法パターンを習得するのに適した問題集です。
収録されている問題は、96〜04年に出題された入試問題を中心に、過去の入試から頻出典型問題が選ばれています。
本書の収録問題のレベルは教科書標準〜入試標準レベルと分野によってバラつきが見られます。
これは本書の4〜5ページに収録されている「最近の入試傾向と対策」で述べられている内容が収録問題の選題やレベルに反映されているようです。
この「入試の傾向と対策」は「最近の」というよりは、大学受験における数学の、いつも時代にも通用する普遍的でおおまかな傾向が述べられていると考えた方が良いでしょう。
例えば、「指数・対数関数」などは、数学3まで学ぶ受験生にとっても、比較的単純な問題を多く解き、公式を正しく使える計算力を養うことが大切と述べられているのですが、その言葉通り、教科書の例題レベルの計算問題が多数収録されています。
かと思うと、「数列」は「他分野との融合問題が多い」と述べられているのに対応してか、やけに確率と数列の融合問題が多く収録されていたりします。
本書を使う受験生の皆さんには、ぜひともこの「入試傾向と対策」について述べられていることが、本書の内容に反映されていることにも意識を向けて使ってもらいたいものです。
なお、解答解説はこの種の受験用問題集としては標準的な詳しさですから、前提として黄チャート(数研出版)の例題の解法くらいはマスターしてから取り組むことが望ましいでしょう。
船井幸雄の「人財塾」―“デキる人”を続々生みだす絶対法則
昔から好きでよく読んでいる方の本です。
考え方がしっくり来ます。
【納得ポイント】
・1:3:10の法則
言われてやった仕事を1とすると、言われたことに納得し進んでやった仕事は3、全てを自分で考えやり遂げた仕事は10になる。
・人財とは、自分の長所を伸ばし、自分、他人、世間のためになるような行動ができる人である。
・プラス思考、与え好き、長所伸展
・世の中で起きる全てのことは、必要必然であり偶然ではない。
・社員を増やすのが経営者の役目。
・スキルより人間力が大切
・社会人として最低限必要なこと
約束を守る、自主的にやる、逃げない、自慢しない、人の足を引っ張らない
・それを実現するための考え方
できない約束はしない、全ての物事は必然と考える、謙虚であれ
・人財になりにくいタイプ
「お金だけ」、「自分だけ」、「今だけ」という考え方
・人間の成長レベル
テイク・アンド・テイク→ギブ・アンド・テイク→ギブ・アンド・ギブ→空