わがままなホームラン王ふ~ちゃんのおすすめムービーリスト
ここを友達に教える
おすすめベスト10!
HOT!MENU
このアルバムは、ひとことで言って暖かい。実質的な「サディスティックス」のデビュー作と言っていいこのアルバムは、才能の突出した「4人」による、「素手の作り出すグルーヴ」の素晴らしさをこれでもかというくらい堪能できる。
このラスト・アルバムは『黒船』のようなトリッキーな仕掛けはなく、ひとつひとつの楽器を美しく綺麗に収録した素直な音である。使用している楽器もせいぜい新しくてソリーナやアープのシンセなのだが、よく練った音で今聴いても遜色ない。後藤次利のワウ・ベースなんて、今でも珍しいくらいなので聴くと興奮する。幸宏のドラムは既にクリックが走っているんじゃないかと思うくらいスクエアである。驚異だ。そしてこの4人が団子になってグルーヴする。現在では再現できない、アンサンブルである。
肝心の加藤夫妻は既に離縁状態で、余りここに気が残っていない。ミカに至ってはスタジオでお酒を作って呑んでいたりする(笑)スタジオでも仲がいいんだか悪いんだか、どうにもチグハグな6人だったらしい。その6人を掴まえてこれだけのものを作るクリス・トーマスの手腕も凄いが。
ちなみに、ロキシー・ミュージックの『サイレン』を聴いて見て欲しい。音質的に違いがないことに驚くに違いない。このアルバムと同時期の作品であり姉妹編である。洋の東西でこんなものを同時に作っていたのである。それがシンクロし交差した、唯一の証拠がこの作品である。
サディスティック・ミカ・バンド(初回限定版 スペシャルエディション) [DVD]
本編を見終わったとき、非常に満足の行く作品でよかったです。観る前は72分という時間は短いかなと思いましたが、ちょうど良いと思いました。特典DISC2はやはりおまけの感が否めません。ちなみにライブDVDとして観てはがっかりすると思いますのであくまでミカバンドのドキュメンタリとして観ると良いと思います。
サディスティック・ミカ・バンド
最初期の録音になるつのだひろのドラム&高中正義のちょっと前ノリのベースというコンビの「ダンス・ハ・スンダ」と
「サイクリング・ブギ」の2曲に聴かれるストレートなノリのロック、そして正式に小原礼が参加、ドラムも高橋幸宏にチェンジ、
これによってサウンドの核にR&Bテイストが加味されたスタイルに変化しているのが面白い。
特に高橋幸宏のドラムがロジャー・ホーキンスを思わせる叩きっぷりを聴かせてくれる「怪傑シルバー・チャイルド」や
「銀河列車」がそうした変化を端的に表していると思う。
こうしたメンバーを一本の線に繋いでいるのが加藤和彦の遊び心、軟派に見えて芯がある、それでいながら脆さもあって、
しかしながら良い意味で貪欲。
表面的には当然ポップスなのですが、実は今の日本人が失ってしまった気骨が存分に表現されている。
面白い。
☆人気サイトランキング☆
[ニュース|着メロ|SNS]
[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|辞書|交通]
[ランキング|天気|メル友]
[占い|住まい|ギャンブル]
メル友募集掲示板☆
ケータイランキング!