完本 清原和博 (文春文庫)
雑誌Numberの清原に関する記事を集めたものです。
高校球児の頃から活躍した西武時代、苦しんだ巨人時代、最後の花道となったオリックス時代のそれぞれの清原の姿が分かります。
野球に賭けてきた人生のすごさというものを感じました。
また、引退のことのインタビューを聞いたとき、清原の純粋さに感動しましたが、その理由が分かったような気がします。
高校時代から注目され続けてきたにも関わらず、ずっと選手として活躍し続けることの大変さが伝わってきます。
清原選手を高校時代から見ていた世代の人にお勧めの一冊です。
これからも清原に注目しようと思いました。
実況パワフルプロ野球98開幕版
パワプロは毎年出てますがドンドンその形が進化していってますよね。
形としてドンドン複雑になってきてるので初心者には敷居が高くなっていってるんじゃないでしょうか?
結果として良くなったという箇所もあるが、そうとも言えない箇所もあるような気がします。
そんな中でも、パワプロ98のシンプルでソフトな作品仕上がりは誰でも楽しめると思います。
難易度はそんなに高くなく、サクセスストーリーも簡単に強い選手を作れる。
ゲームをやり込んでる人のなかには簡単すぎて面白くないという人もいるかもしれませんが、簡単でも面白いものはありますよね。
本作品はそんな作品のような気がします。
コナミさんには、ただ複雑にしていけばいいというのではなく、もう少し方向性を考えてもらいたいという気持ちもあります。
そこで、このパワプロ98という作品を基本的なところに位置づけて開発していくのも一つの手ではないでしょうか。
私はそれくらい本作品がシリーズの中で良作といえると思います。
清原和博・怪物伝説(通常版) [DVD]
Disk2は清原全ホームランを見れるのでありがたい。これが救いだった。
それに伴い、80年代〜引退までの対戦したピッチャー(清原砲に被弾された方々)
も見れるのでこのDisk単純に保存用として○
Disk1は当時のニュース番組の特集をピタピタくっつけただけの印象。
他の方のレビューにもあるが、もっとしっかり作り込んだモノを
発売して欲しかった。あまりにもお粗末で本人も納得しての発売なのか疑問になる。
ファンとしては肩すかしを食らった感じでとても残念だった。
男清原を振り返る映像集としてはやるせないアイテム。
そのうち色々な方々のこういったDVDが出てくると思うが、ファンとしては
引退直後の緊急発売的なものより、しっかりと歩んできた道程が分かり
感傷にどっぷり浸れるような内容を期待している。発売までの時間は
いくらかかってもいいので、その選手のキャリアに相応しい内容を期待します。
千利休
作者がインタビューされた記事を読んだことがあります。
以下、覚えている範囲。
「100冊以上は読んだ。膨大な数だったので 、一応リストは作ったが
実際にどれを参考にしたのか区別する作業がしんどくて、参考資料の掲載は割愛した」
「作品にかかった時間は全部で4年半」
「お茶の飲み方だけ」を知り合いに習いにいった(15年位前?)のがキッカケ。
(おまんじゅうを食べることだけが目的だった!?)
(その先生からも古書を何冊か借りた)
4人の妻がいたなんて、歴史では習いませんでした。
今作は、政治的な面を描くので手いっぱいだったみたいです(資料も少ないそうで)。
みなさんもレビューされていますが
真面目に取り組んだ、とても出来の良い「千利休の入門書」です。
巻末の付録もvery good!買う価値、大アリですよ。
プロ野球スカウトが教える 一流になる選手 消える選手 (祥伝社黄金文庫)
スカウトというよりコーチの話です
監督、選手の本は多々ありますが コーチの本はなかなか珍しく興味深かったです
フォーム修正はミーティングでコーチ全員が一致しないと修正を指示できないとか 特に大森に関する場面ですが 元巨人 という本に 書いてある 大森本人の弁と読み比べると面白いと思います