2012年度版 漫才 爆笑問題のツーショット~2011年総決算~ [DVD]
その時々のネタを元にした漫才でとても面白く、
毎年楽しみにしており、尚且つ毎年購入しています。
昔のDVDを今見ても、あの時こんな事件があったと思い出しつつ楽しめます。
結果、永久保存版になります。
今年のものも十分に楽しめました。内容については星5です。
昔のDVDは、2か月単位だったり、細かく分かれていたのですが、
昨年くらいから、ぶっとおしで汗をかきながら漫才やっています。
時間は確かに長いのですが、見ていると長さは感じません。
あっもう終わり・・・・という感じです。
一昨年くらい前から気になっているのですが、
太田が噛む、滑舌が悪くなってきたのがちょっと気になります。
「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言
日本の、というより人類の誇りである小惑星探査機「はやぶさ」の
プロジェクトマネージャー川口教授の珠玉の発言集。
といっても、説教臭かったり”上から目線”ではない。
「はやぶさ」を成功に導いた極限状態の運用をあらゆる方向から検証し、
その裏側を毒舌ならぬ薬舌(今作った言葉)で綴った内容だ。
病に侵された体は、やや強い効果を持った薬で一気に完治を目指すことがある。
今の日本は「失われた20年」という根深い病に侵されてしまっている。
しかも、体質そのものを作り替えることが仕事であるはずの政治は
その役目を一年毎に放棄している有様だ。
そんな体たらくにも関わらず「はやぶさ」は、その使命を果たし続けた。
最後は燃え尽きることでその役割を終えたが、
ある閣僚は「宇宙開発の広報体制には無駄がある!」と断言し、
しかも「はやぶさ」の成果を見て「これは私たちの成果」という始末。
私たちは目眩ましのような政治ショーではなく事実を見よう。
「はやぶさ」というとてつもない事実を成し遂げてくれた
川口教授の冷静だが熱い言葉を知ろう。
日本は世界中から期待されているのだから。
動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
タイトルにもなっている「動的平衡」とは、著者の言葉を借りると、
<間断なく流れながら、精妙なバランスを保つもの>
すなわちそれが生命の在り方なのだといいます。
本書はその動的平衡の前提に立ちながら生命の不思議や神秘を紹介する、
サイエンス・エッセイとしてとても面白く読めました。
あまたの物理学者や数学者が精緻でわかりやすい文章を書きますけど、
生物学者である福岡伸一さんの文章も、サイエンティストとしての細やかさと、
自然や生命に対する謙虚さもにじみ出ているようで非常に好感が持てました。
「体内時計」や「バイオテクノロジー」、「クローン」や「ダイエット」といった、
比較的キャッチーな話題にも触れながら「生命とは何か」を考えるヒントを与えてくれます。
読後には人体(生命体)に対する向き合い方が変わること必至です。
思うこと考えること。成長すること老いること。傷が治ること病に苦しむこと。
それまで意識していなかったことが、何かとても尊いものだと感じられるようになりました。
今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王DS
おそらく、やった人が誰も疑問に感じ、イライラするのは、
問題の半分が難読漢字であること。
これは漢検のソフトではないはずですが…。
しかも、問題パスが出来ず、
一問不正解即失格のルールのゲームでは、
一問目に難問が出て終了、ということも良くあります。
雑学の質問内容としてはなかなか充実しているし、
幅広く、既知の問題は少なめだと思います。
文字入力がしづらい、など、
インターフェイスとルールの変更でもっと楽しめるのに、と言う気がします。
名門大学の「教養」 東京大学・慶應義塾大学・京都大学・早稲田大学・東京藝術大学 (NHK爆問学問)
爆笑問題と各大学の教師との対話の中で、それぞれの大学の学問への姿勢、カラーが深く滲みでており、面白い。大学のパンフレットには書かれていない根本的な建学の理念のようなものが分かる。東大、京大、早稲田、慶應、東京芸大、ただ偏差値や場所でこれらを志望している学生は、この本を読んで、自分の各大学への適性をもう一度確認して欲しい。