笑い飯「パン」~笑いの新境地~ [DVD]
「ご飯」は昔の漫才ネタのみで新鮮さが欠けているのが難点でしたが、その点ではこちらはだいぶよろしかったです。
いずれの映像ネタも、笑い飯らしいアホくささが全開です。汚ぼったいオチで締めるネタが多いのが、ちょっと女性の方は敬遠するんじゃ・・・というところで若干減点ですが。
視力検査のネタは特に、いつもの笑い飯のようなテイストが強く、漫才にも応用できそう(すでにやっているのか?)な感じなので個人的に好きです。
特典映像の出張漫才についてですが、当選者の人からリクエストされたM-1のネタが、だいぶスベってたように見えました・・・。決勝のあのときと比べてテンポが遅い分キレがなかったからでしょうか。営業って皆こんなもんなのか。まあ、ドンマイ。
花びらに寄る性記 (ヨシモトブックス)
著者( 笑い飯哲夫)の表現欲求がものすごく伝わってきます。
性と笑いと他者との関係性が渾然一体となって、
青春時代の若さや残酷さ、イノセンスが更に加わった、
なんだか形容できない小説です。
パンクとでもいうようなエネルギーに満ちた小説です。
単なる妄想の羅列と切り捨てられないのは、
笑い飯の漫才にどこかつながっている気配があるから。
こんなのを文学というのだと思います。
発信しているのにコミュニケーション不全。
そのもどかしさがこの人の創作の原点なのかな。
M-1グランプリ 2006完全版 史上初!新たな伝説の誕生~完全優勝への道~ [DVD]
番組自体の感想やネタについての評価は、必要ないと思うので省略します。
過去の商品との違いは、DVD用インタビューがなくなり
チュートリアルの撮りおろし特典映像になっていること。
価格はそれなりにするが、2枚組み286分なら満足できるボリュームだろう。
Disc1は、番組本編(112分)、ネタ順抽選会(10分)、賞金贈呈式(3分)。
Disc2は合計142分、ドキュメント(51分)、敗者復活戦(56分)、
異色コンビ(8分)、チュートリアル 100の扉(25分)。
麒麟、変ホ長調の一部音声カットありなのは、仕方ない点でしょうか。
55組登場する敗者復活戦は、そのほとんどが1分ほどしかネタが収録されていない。
ネタのキーとなる部分を選んでいるようで、
個人的には前年のものより少し良い編集に感じるものの
DVDの売りの一つであるこの敗者復活戦の収録時間がもう少し長くなればと思う。
アメトーークDVD3
雨上がり決死隊のふたりが司会を務め、各ジャンルの自称達人芸人達が熱いトークを繰り広げるといった内容、出演をしているのは一流の芸人さんばかり、ひとつの番組でよくこれだけの豪華な芸人さんが集結したなーと毎回、感心をするばかりです、(中学の時イケてないグループに属してた芸人)これはズバリ、題名通りの内容、その頃の写真なども公開、面白かったです、(餃子の王将芸人)関西地区では絶大な人気を誇るという餃子の王将をこよなく愛する芸人ばかりが集結をし、熱いトークを繰り広げました、自分は東京生まれ東京育ちで地元に王将がまるで無い事もあって全く知らなかったのですが、観た後は王将が大好きになってしまいました、安くてボリューム満点、味も一流、関西人の王将愛ぶりは半端ではありません、(江頭2時50分、ひとりゲスト)これまで体当たりな芸ばかり、トーク番組など出た事もない彼を追い詰めた伝説的な番組、これ、ある意味、いじめですよね、素の江頭さんが観れる貴重な作品、追い詰められ壊れる彼が最高に面白かったです。
笑い飯全一冊 ( ヨシモトブックス ) (geinin zen issatsu series)
彼らしかいないと確信させられました・
彼らにはナイナイやキングコングの様なアイドル性はありません。
ただ、笑いの爆発力や漫才でもトークでも高いレベルを持っているのは疑う余地なし
きっとこの本を読んだ人はそれを感じてくれるはずです
少し話はずれますが彼らのネタで神なのはやっぱり未だに去年のM-1“鳥人”よりも
“奈良県立民族歴史博物館”だなと思います