スポーツ外傷・障害に対する術後のリハビリテーション
より良い機能を再建するには、最高の手術と最高のリハビリが融合することが
重要だということを示唆してくれる一冊だと思いました。スポーツに限らず、整
形外科領域のリハビリ全般の基本となる本であるように感じました。
新お医者さんのひざベルトL薄手タイプ
母が高齢のため階段の上り下り時に膝が痛いと言っていたので、母の日のプレゼントにと贈りました。しかし残念ながら、母の率直な感想を聞くと、1サイズが大きすぎる、2つけごごちが悪く痛みを感じる、3付け方が難しい、とのことでしたので、返品させていただきました。以下に詳しく書きます。1:Mサイズを注文し、Mサイズは36〜39cmで母のサイズは36cmでしたが、ゆるいというので、私も試してみたところ、私は42cmもあるのにそれでもゆるい感じがしました。バンドを巻き付けたときに余りが2cmほど出ました。これでは私より細い母の場合はもっとゆるいことになるなあと思いました。Sサイズと交換したもらおうと思いましたが、1、2の理由から交換も断念しました。2:膝は曲げ伸ばしするところなので薄手タイプを注文したのですが、それでもバンドを巻き付けると、実際こんな状態で歩けるのかと疑問でした。痛みは感じませんでしたが、決して装着感がいいとはいえなそうです。3:正しく装着しないと効果が付ける意味がないどころか、苦痛になってしまいます。
・・・こういった商品は通販では難しいと思いました。お医者さんなどによる適切なサイズと付け方のアドバイスが必要ですね。せめてもサンプルで確かめたい商品です。
ひざのスポーツ障害を自分で治す本 (ランナーズニー、ジャンパーズニーから半月板・靱帯の損傷まで)
スポーツ障害(ヒザの故障)を自分で治す…ということで、「回復レベル自己診断」というレベル分けがなされており、そのレベル別にリハビリトレーニングが紹介されているのでかなり実用的です。
普通に歩るようになればおしまい…というものではなく、アスリートを前提としているので、通常の練習を始められるまでのステップが刻まれています。
その回復レベルとは、
・グレードE:ゆっくり歩けるか、速く歩くことに不安があるレベル
・グレードD:速歩きはできるがジョギングは不安があるレベル
・グレードC:ジョギングに不安がないレベル
・グレードB:不安なくランニングができるレベル
・グレードA:不安なくダッシュやジャンプができるレベル
となっており、それぞれのグレード別に実施する筋トレやジョグ/ウォークなどのメニューが示されています。
ちょうど私もヒザを痛めており、しかし一日も早く走りたいと考えるあまり無理しがちです。
そこを敢えて本で示されたメニューに限って実施することで、無理することなく自制してリハビリに取り組むことができています。