超熱ゲームキッド クリエイ太 (てんとう虫コロコロコミックス)
ゲーム開発にまつわる技術的な苦労とか人間関係のいざこざといった
めんどくさいことは一切描いてないけど、
面白いゲームを作るために絶対必要な「体験」と「洞察」、
そして「情熱」の大切さがしっかりと描いてある。
また、客にウケる過程(=プレイヤーがゲームにハマる過程)がはっきりと描いてあるから、
下手なゲーム業界マンガよりもよっぽどリアルな成功体験の描写になっている気もする。
かのゲームクリエイター列伝もそうだけど、
荒唐無稽な内容の中にゲーム開発の真理がちりばめられている、
あなどれないマンガだと思った。
東京トイボックスあたりと比較して読んでみるとさらに面白く読める……かもしれない(笑)
つるピカハゲ丸ベストセレクション 上 てんとう虫コミックスライブラリー版
キーワードは「貧乏」とそれに伴う「せこさ」だと思う。似た漫画は他にない(笑)。
決して「下品」な漫画ではなく、連載当時は「おぼっちゃまくん」と並ぶコロコロの看板だった。
四コマ漫画にしたのもある意味英断だ。愛犬のペスを「捨て犬」として拾わせて、与えられる餌を混じって一緒に食おうとするハゲ丸のアウトローな生き方が「小学生の持つ無自覚な悪意」と共振して(笑)ヒット作になり、調子に乗ってアニメ化までされてしまった。
ただ、大人になってから読むと笑えないと思う。小学生の感性には合ってもその小学生が「大人」になってしまうと・・・やはりね・・。
つるピカ ハゲ丸 1 (てんとう虫コミックス)
懐かしいの一言でした!
そして帯には「お父さんも読んでたコロコロの大人気ギャグ!!」・・・当時の子どももうそんな年齢なんですよね。毎月、毎月楽しみで読んでいました。コミックも全巻今でも残っています。
新作とのことで、やはり当時の価値観とはかなりちがうな〜と感じます。「時代」なんですね。
ペスをこき使うのは当時は当たり前(笑)でしたが、今は動物虐待らしいです(笑)
当時を思い返しつつ、読むと楽しいです。結婚して、子どもがいて・・・そんな方でも当時に戻れます。
今の小学生向けのギャグってこんな感じなんだと新鮮味もありました。
早おぼえ 理科 (まんが攻略シリーズ)
早おぼえシリーズの中でもおすすめです。
低学年からでも十分読めます。マンガもおもしろいです。
理科の知識は、まんがで先取りするのが、中学受験の際の既視感につながり、勉強をイメージを持って勧められます。
なぜか理科はあまり改訂されていないようです。中学受験に使うにはいかにも知識量が中途半端な感があるからではないかと思います。
ということは、低~中学年向きということかもしれません。