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カリフォルニケイション
4年ぶりの本作はアンソニー、フリー、チャド、そして出戻りジョンによる新生レッチリの第一歩。でもバッキバキの高血圧ファンキー・ミクスチャーを期待しすぎるとアララ〜と思うかも。その手の曲はあるにはあるが、本作の核はリリシズムとやるせなさ漂う名曲「アンダー・ザ・ブリッジ」路線、力技より"魂のうた"重視の楽曲。ステージで暴れる姿が浮かんでこないストレートな西海岸ロック。う〜ん滋味。
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ミート・ザ・ミートバッツ
テクニックがありながらラフな演奏スタイルでお気に入りです。リズム隊がヘビーなのでチャラチャラしたところがなく、キーボ、ギターが上に積まれて騒いでも嫌味がない仕上がりと感じました。リーダーがドラムというのも頷ける内容です。
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ステルス オリジナル・サウンドトラック
EDIが音楽聴きながら攻撃する時の(確か6曲目のBuller-proof skingだったかな)を車でガンガンかけたいが為に買いましたが、こりゃ予想外、じっくり聴いたらみんなイイ!
BTのスコアの方も欲しくなるほどハマってます。ヘタな海外ミュージシャンの買うよか全然お勧めですよ。
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ジャズ・イン・ザ・ガーデン
今作はスタンリーでも珍しいスタンダードなトリオ編成(メンツからすればRTF的な作品を想像した。)であり、しかもメンバーがレニー、上原ときたら否が応でも聴く前から大きな期待をしておりました。
上原については期待できる若手ミュージシャンであり、「オリジナリティ溢れる楽曲」、「弾みまくりの奏法」と日本人には珍しい個性と実力を共に優れたミュージシャンである。(「オリジナリティ溢れる楽曲」、「弾みまくりの奏法」は保守的ジャズファンにとって否定する方も居られるが、私的には好感触なミュージシャンである。)
実際に本作を聴いた印象はスタンリーとレニーついては、阿ぅんの呼吸で一寸違わぬリズムセッションである。(当たり前の事。)上原については本人のオリジナルに比べて若干、大人しい様子だがリーダー(スタンリー)の手腕(決してワンマンでは無い。)か上原の意向も重視されたバランスのとれた良質な作品である。(フュージョン系の作品にくらべ、本作の様なスタンダード作品は派手さや強烈なインパクトは少ないが、じっくりと思慮し感動を与えてくれる。又、将来、名盤になるかは別として十分に推薦できる作品。)
最後に上原については初期3作の様な作品も作りつつ、スタンダード作品もチャレンジする姿勢は大いに共感できる。又、上原にとって本作のメンツやチック・コリアとの共演は勉強になり、確実にステップアップに繋がる
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イチブトゼンブ/DIVE
どこか新しくどこか懐かしさをかんじる3曲ですね。
全曲LIVEで聞きたくなるような曲ばかりですよ。
歌詞も曲調もこってるのがよく分かります。
まずは何も考えず聞いてみてください!