How to Become Clairvoyant
いつもヘッドフォンでヴォリューム大きめに。聴けば聴くほど引き込まれていくサウンドです。哀愁を感じさせる曲もあればどこか愉快なトム・モレロ(超意外な人選!)とのコラボ曲もあったり多彩。やっぱりロビーのギターは私には響きます。多くのナンバーで聴かれる優しく寄り添うようなスティーブ・ウィンウッドのオルガンも心地いいです。特に印象的なのは前半の私的歌詞(ロビーらしくないけど)が綴られた曲群。今頃になって語りたくなったのはなぜ。自伝も執筆するらしいけれど、人生の総まとめの時期なのだろうか。。「ヴォーカルとしては限界がある」(ザ・バンド 流れ者のブルース/バーニー・ホスキンズ著)、「ステージではロビーのマイクはいつもヴォリュームを下げていた」(ザ・バンド 軌跡/リヴォン・ヘルム著)と書かれていたロビーの歌唱力ですが、個性的な声として楽しんでいます。ケガの功名ともいうのでしょうか、リチャードやリックの声の衰えがかなり早くから感じられるのに対し、ロビーはあまり若い頃から変わっていないと思います。一度でいいからギターを弾くロビーを生で見てみたいなぁ。無理だろうなぁ。
フェノミナン
映画はもうたまらないほどに大好きです。
この映画からなのか、エリック・クラプトン自体が有名だからかわかりませんが、日本でもたぶん、聞いたことのない人はいないのではないかと思われるほど、よく聞く音楽「change the world」はほんとうに最高です。
他にもエンディングで流れる2曲目の曲や、映画中ではジョン・トラボルタとケヴィン・ベーコンの奥さん(えーと名前忘れてしまいました)が髪の毛を切っているシーンに流れる3曲目の「crazy love」や5曲目の「have a little faith in me」もとても素敵な曲です。
BEST OF
90年代のベストです、正確には80年代末からになりますが、ポリドールから発売されている2枚組のベストとあわせるとエリックの全業績をCD3枚で概観できますから、初心者にはとても便利なCDですし、長いファンにも濃い内容から推薦できます。
ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント
そんな感じを最初に受けました。
コレは今年最高のアルバムになるかもしれないですね。
ポール・サイモンの最新作も相当な意欲作ですが、
こちらはもっと熟成されまくった感が強いです。
とにかくどこでもいいから試聴してください。
あなたの愛聴盤になる可能盛大です。
良い人生を。
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2011年 05月号 [雑誌]
2月に急逝したゲイリームーアを
追悼特集した音楽雑誌の中には、
ネットに掲載されたミュージシャンからの追悼文を和訳して
貼り付けた様な安易な特集をした雑誌もあったが、
本誌は、流石ぁ『ギタマガ』誌!
と云えるレアな写真や所見など
最も「特集」の名称に相応しい内容。
数多い名曲の中から
「エンプティルーム」「アフターザウォー」のギターソロのタブ譜を掲載している辺りも
ムーアに対する編集部の想いとセンスが、出でている。
コージーパウエルのソロアルバムの録音中に
撮られたであろうと思われるムーア、エイリー、パウエルの3ショット、
僕は初見のこの1枚で
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