超時空要塞マクロス
初代マクロスのTVシリーズ&映画『愛・おぼえていますか』で使われていた羽田健太郎氏の音楽と、飯島真理の歌声をBGMにゲームが出来るのが良い。初代マクロスの世界に入り込める。3Dシューティングゲームとしてはそれなりに楽しめ、またゲーム中の無線の声なども、マクロス感があって楽しい。 ただし、ゲームとしては微妙。シューティングゲームとすると難易度が簡単すぎてすぐクリアしてしまうし、フライトシミュレーターとすると、コクピット視点がないとか操作が単純すぎとか、離着陸ができないとか墜落しないとか障害物にぶつかってゲームオーバーにならない等、不完全だし、かと言ってマクロスの映像を見せてくれるかと言うと、そんなものはほとんどなく、ステージの合間にあらすじの朗読で進むだけ。
なんとなく、マクロスファンを喜ばせつつ、開発費を抑え、それでいて誰でも遊べるような作りになってる感じでボリューム不足。
クリエイターの熱意よりも、商業的な姿勢を強く感じ、可もなく不可もなくといった印象。
初代マクロスのファンなら、とりあえずクリアするまでの2~3時間はとても幸福な時間が過ごせそうです。その後は、時々、ふとマクロスの世界に浸りたいと思った時に棚から出して遊んだりするだけの面白さはあると思います。
マクロス アルティメット フロンティア 超時空娘々パック (期間限定生産:映像UMD同梱)
付属の映像の良い所はマクロス2のものや当時TV東京で再放送された時に不評だったOPとEDがSDアニメに差し替えられたマクロスのOPとEDが収録されていること、更にスタジオぬえの現場の一部が色々と分かるマニアックな内容が面白かった。
ゲームの良い所は前作のセーブデータを引き継ぐことが出来ること、演出面での進歩が素晴らしいこと、VF-4、VF-5000、VF-9が使用可能になったこと。(個人的には3、5、6、7、8、10も見てみたい気もしましたが。)
内容的には敷居がやや下がった感じ。無名の強敵との戦闘回数で難易度のバランスを取っている感が強いのでタイミングが掴みやすくSランクを取るためにあれこれ考える事もなくけっこう強引に進められます。細かい不満が多少ありますが前作が好きなら楽しめると思います。
Art of Modern Rock: The Poster Explosion
「Art Of Modern Rock: The Poster Explosion」なる本は、ロック系ポスターの図版集といった趣きか(しかし単なる図版ではないと見ればわかる筈)。御大Frank Kozikをはじめ、Derek Hess, Lindsey Kuhn, Mark Arminski, Firehouse, Emek, Jermaine Rogers, Justin Hampton, Jeff Kleinsmith, Drowning Creek, Hatch Show Print, The Ames Brothers, Scrojo, などなど300を超えるアーチストの作品が世界中から集められています。その中のKozikからは以下のような素晴らしいお褒めの言葉も↓ "The book is insanely nice. It's KICKASS." -Frank Kozik