1/72 超時空要塞マクロスシリーズ VF-1 バルキリー ウェポンセット #M6
ハセガワのVF-1に必要な武装とパイロットのセットです。
パイロットは映画版のパイロットスーツなので、テレビ版を作りたい方は本キットの頭部と同社の米軍パイロットセットの体を組み合わせたら良いと思います。
ミサイルのパイロンへの取り付け方はハセガワ独自の、合理的なものです。設定にこだわる方は改修すればよいのですが、強度が足りないかも。
1/72 攻撃用デストロイド スパルタン (超時空要塞マクロス)
粘着テープ等で仮組した段階でのレビューです。
先ず、このキットは昔のキットの再販で、組立には接着剤が必要で、成型色は緑1色なので、設定通りの彩色にするには塗装が必要です。
合せ目も目立つ位置にありますので、見栄え良く完成させるにはヤスリがけも必要です。
以下は、それを踏まえた上での意見です。
プロポーション、ディテールともに、とてもリアルな造形で良いキットだと思います。
プロポーションが、設定画と違うとの意見もありますが、設定画自体、前と後でまるでプロポーションが違いますので、確固たるイメージを持った人以外は気にする必要は無い気がします。
可動については、ポリキャップ未使用なのでへたりやすく、特に脚部(股関節、ヒザ、足首)の可動範囲がとても狭いです。
追伸
完成しました。
私が思うこのキットの問題点は、以下3点です。
1、ポリキャップ未使用な為に可動部分がヘタリやすい。
2、説明書通りに組むと、全く分解できず塗装が困難。
3、脚の可動
以下がそれぞれの私なりの対策です。
1、基本的に可動部はヘタリ防止の為にビニール袋の切れ端を挟んで組む。
2、腕は、部品48を付けないで、抜き差しできる様にする。
胸部は3ブロックに別れているのですが、腕を差し込む穴を利用してネジ止めにする。
切欠を入れて上半身と下半身を分離できるようにする。
手首は、下腕部にポリパーツを組み込んで抜き差しできるようにする。
3、股関節にボールジョイントを組込む。私はイエローサブマリンの製品を使いました。可動だけでなく脚部が着脱可能にもなるメリットもあります。
撮影してカスタマーイメージをアップしました。
これを見れば、形状的に素晴らしく、またスケールモデル並のディテール密度がある事も御理解いただけると思います
超時空要塞マクロス THE FIRST (2) (角川コミックス・エース 6-26)
1980年代を識る読者にとっては、安彦良和氏の書かれた
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』と同じく、
圧倒的な郷愁を呼び起こすとともに、
当時の作画レベルのフラストレーションを全て晴らしてくれる作品。
よって本作を時代背景無しに単体で手に取る読者には、
一個の完成された「漫画」作品として捉えるのは厳しかろう。
オリジナル作品のオリジナルスタッフによるコミカライズではあるが
作者も含め私たちは紛れも無く2010年の「現代」を生きているのであり
荒唐無稽なSF設定や、「小さいゾ」を初めとするカタカナ語尾に混じり、
現代の風俗が意識的/無意識的に紛れ込む制服などに
おニャン子クラブとAKB48を比較する時にも似た
30年近い80年代との類似性/差異性が強調されるのが見える。
回顧以上に現代のロボットアニメシーンに与える影響は無いに等しいが
売るべきマーケット/ターゲットだけは間違っていない作品である。
超時空要塞マクロス
3Dシューティングなので好みが分かれるかもしれないが、これまで遊んだ3Dシューの中ではトップクラスの完成度です。その理由は、視点が見やすい上にロックオンも容易で、弾切れをほとんど気にする必要がないから。また、攻撃方法が基本的にはミサイルとバルカンそしてレーザーしかないのに、テレビや映画のシーンを再現したステージがかなり豊富で、しかもステージのクリア条件を”単に全敵の破壊”だけで終わらせていない点です。
難易度は後半になると難しいというわけではなく、まんべんなく振り分けているのも好感が持てます。
残念な点はスキップできないデモがあるのと、一番上のランクでクリアしようとするとそれなりに練習しないといけないという点。あと、3Dシューが苦手な人はやっぱり手を出さない方がいいでしょう。
これまでマクロスと名のつくゲームはいくつか遊びましたが、マクロス艦内でのリアルな戦闘も楽しめ、肝心なロックオンによる爽快感と回避による緊迫感が適度に味わえる本作は「現時点でマクロスゲームの最高傑作」と言えます。
ちなみに、フライトシミュレータ系が好きな人にもおすすめです(あくまでもシューティングですが)
超時空要塞マクロス コンプリートガイド
ゲームについては、いちおう攻略本なしで2ルート全20ステージをクリアしたのですが、各機体の獲得条件と、全ステージSランクでのクリア方法が知りたかったので購入しました。Sランクでのクリアは、最終的には自分のテクニックにかかってきますが、そのヒントとしては良心的なものだと思われます(あと、余談ですが、「どこそこのステージで、冷凍マグロが飛んでいる」などの小ネタも若干載っています)。
しかし、個人的にはそれ以上の収穫がありました。
この本は、ゲームの攻略方法以外にも、『マクロス』という作品そのもののストーリーや世界観、登場人物について、テレビ版と映画版との比較や関連を含めて解説しています(ゼントラーディーの言語解説まで載っています)。私は『マクロス』についてはテレビ版をちょっと見ていた程度で(バルキリーは好きでしたが、登場人物やストーリーにはどちらかというと批判的でした)、最近になって『劇場版マクロス』をDVDで初見して作品が好きになったクチです。ですから、私のおぼつかない知識の補完にもかなり役立ってくれました。もちろん本来はゲームの攻略本ですから、もっと詳しく『マクロス』知りたい…という要望に応えるのは難しいと思いますが、私にとっては役立つガイドブックでした。
この本のおかげで、『劇場版マクロス』DVDとPS2ソフト『マクロス』のふたつを連動して楽しむことができました。