16×16 ( イロ×イロ : 色 描ける 色 )
TENORI-ON(TNR-W)のオーナです。プロミュージシャンがTENORI-ONでどのような音楽を奏でるのか興味があり購入しました。
聞いた第一感想は「TENORI-ONのポテンシャルを生かしきれてないのでは?」でした。
TENORI-ON独特の浮遊感や洞窟の中で響く水滴の音の透明感のような物があまり感じられません。
原因はおそらくTENORI-ON以外の音源(YAMAHのrm1x)がTENORI-ONの雰囲気を打ち消しているためだと思います。
ACID系のrm1xの音色がTENORI-ONの"空気"に合うとは到底思えません。
曲全体の雰囲気はレイハラカミに似ていますが、楽曲のクオリティはレイハラカミ(15年前の音源SC-88Pro)に軍配が上がります。
(クレジットノートにレイハラカミの名前があり作成に少し係わっているようです)
残念ながらエレクトロニカのCDとしてこれだけのお金を払うだけの価値は見い出せませんが、
TENORI-ONオーナであれば、CD2枚組の豪華なデモソング集として手元に置いて損はないと思います。
【Amazon.co.jp限定】KORG M01
使ってみた第一印象はすごく楽しい!懐かしい!ですね。2年前にDS-10を使うためだけにDS本体を購入、その後、英語ソフトなど使った程度で棚の奥に眠ってましたが、M01の出現により再び使い始めた40代です。
他の方が書かれているように、「誰でも、どこでも、気軽に」とはいかず、ある程度の知識がないと、気軽にとはいかないかもしれません。でも昔のシーケンサー(PCソフト含む)を使いこなしたことがある人であれば、問題なく楽しめます。
本体とソフト足しても2万円台前半で、このクオリティであれば充分なスペックだと思います。(MIDIデータ化できないとか残念なところもありますが、割り切れます。)
使う用途について、私の場合は楽器練習のための簡単なカラオケづくりがメインですね。スタジオに入れる時間が限られている中では貴重なデバイスとなります。これだけを使ってきっちり作品を仕上げてデモテープにする、というのも不可能ではないかもしれませんが、練習用と割り切った使い方のほうが適してます。
あと、バンドメンバーにアレンジの雰囲気を伝えるのにもいいかもしれません。
携帯できるという意味でiPhoneでも似たようなアプリを使ったことがありますが、個人的にはDSでのほうがすんなりと馴染めました。