バック・トゥ・武道館(BACK TO BUDOKAN) [Blu-ray]
いつの間にか発売されてた(笑)
久しぶりに覗いて見つけたBD版、迷うことなく速攻でポチりました
我慢してDVD買わずにいて良かった!
美しい映像と迫力の音源、ラインナップ的には懐かしい昔の曲が大半を占めているものの
その懐かしさが逆に新鮮でもあり、自分が夢中になっていた頃の記憶と相まって自然と顔が綻んでしまいました
収録音源はPCMステレオとDTS-HD MA5.1chなのですが、正直なところ
PCMステレオをNeo:6等で疑似サラウンド化させた方がライヴ感が出るのではないかと思いました
ONKYOのHTX-22HDXを5.1chに拡張して使用していますが、DTS-HDで再生すると音がこもって聴こえます
歌と楽器、全てフロントに集約されているようで
観客の声援が微かにサラウンドスピーカーから聞こえる程度です
まあ、どちらが好みかは個人で違うと思いますが自分は上のように疑似サラウンド化させた方が迫力あると思いました
少し訂正
PCMの方がDTSに比べ大きな音量で収録されているようです
同レベルの音量で聴くとDTSがショボく聴こえるようです
DTSの方で聴く場合は少し音量を上げましょう
また、コーラスハーモニーにも定評のある彼らですが、こちらは流石にDTSの方が綺麗に聴こえます
単純に派手に聴きたい場合はPCM、それぞれのパートの音を耳を凝らして聴きたい場合はDTS
といった具合に使い分けるのも良いかもしれません
とにかく、懐かしい顔ぶれが楽しそうにライヴしてます
特にドラムのパット・トーピーがものすごい癒し系キャラになってた様に思います
彼らのライヴパフォーマンスのレベルの高さはファンなら既に周知のことでしょう
今さら語るべきことはないでしょうし、ファンなら買って損は無いでしょう
ファンでなくとも笑顔で楽しそうに高度なテクニックを楽々と披露する彼らに魅了されるかもしれません
パット・トーピー/ビッグ・ドラムス DVD版[DVD]
MR. BIGファン、パット・トーピー・ファン、そして全ドラマー待望の作品。
パット・トーピー初の教則DVDです。4つのチャプターに分かれたパットの
ドラム・セミナー、9分に及ぶ白熱のドラム・ソロ、MR.BIGナンバー7曲の
リズム・パターン紹介、盟友ビリー・シーンとの初公開スペシャル・セッションに加え
自宅での風景やビリーが語るパットの魅力など盛りだくさんの内容。
CONTENTS
Paradiddle
Grace Note
Drums Solo
Basic Footwork
Hi-Hat
FAQ to Pat
Special
Performance with Billy Sheehan
ホワット・イフ・・・(初回限定盤)(DVD付)
個人的には最高傑作。「Lean Into It」を超えている。
70年代ブルースを基盤とし、あらゆるタイプの楽曲が収録されているのも良い。
聴けば聴くほど魅了されるアルバムであり、1度聴いただけで良さが分かるようなガキっぽいアルバムになっていないのが好印象。
ケヴィンが言うように、エリックの声が今までで一番良い状態にあるし、ビリーもその件について「今までのエリックは高音は線が細くて頼りなかったが、現在は線が太くなり高音も逞しい」と絶賛していた。
名前からも分かるようにMR.BIGは本来、FREEのようなブルースを基盤とした音楽を目指してスタートしたバンドである。
本作のような方向こそが本当に彼等、特にビリーがやりたかった音楽性だと感じる。
各楽曲に(Martin, Gilbert, Sheehan, Torpey)とクレジットされているのが気持ち良い。
このアルバムをどう捉えるかはその人間次第であり、他の人間がどう捉えるかは知らないし興味も無い。
新たなレコーディング方法を提案し、彼等のありのままの姿を引き出してくれたケヴィンに感謝したい。
インフルエンセス・アンド・コネクションズ~MR.BIG トリビュート スペシャル・エディション
エリック・マーティンとポール・ギルバートを除いた、元Mr.Bigの面々がセルフ・カヴァー・アルバムを作りました。何と言っても興味深いのは、それぞれの曲に元メンバーが関わっていること。唯一、バンド名に授かった1曲目のポール・ロジャースとの競演で元三人が集まっていますが、残りはそれぞれの参加といった感じで、できることならすべての曲にこの三人が「演奏で」関わって欲しかった。
個人的にはこのバンドの音楽性に大きく関わっていると思う4、6、8は、そのまま通用しそうで「何かしてくれないかなぁ」などと思ってしまいます。また、元ディープ・パープルのヴォーカリスト2人が参加しているのも、パープルファンにとって捨ててはおけぬアルバムではないでしょうか?
白眉はラストに収録されているイングウェイ参加の曲で、明らかにポールに対抗してレコーディングされています。さすがはイングウェイといった弾きっぷりには脱帽です。
9のドッグスターは映画俳優としての方が有名なキアヌ・リーヴス在籍のグループ(ミュージシャンとしての来日公演アリ)で、趣味的な集まりではなく、かなり本格的なバンドでお遊びなし。
さてVol.2とは一体どんな素晴らしいないようになるんでしょうか?
参加アーティストは以下の通り。
1.ポール・ロジャース
2.King's X
3.ジョー・リン・ターナー
4.ジョン・ウェイト
5.グレン・ヒューズ
6.アン・ウィルソン
7.ビリー・シーン&リッチー・コッチェン
8.ミッキー・トーマス
9.ドッグ・スター&スティーヴ・サラス
10.パット・トーピー
11.リッチー・コッチェン&スティーヴ・サラス
12.ドニー・ヴィ
13.ジョー・リン・ターナー&イングウェイ・マルムスティーン
アクチュアル・サイズ
ギタリストがリッチーコッツェンに成ってからの2作目。このように表現することにより、Mr.Bigの歴史を区分けすることに抵抗を感じる人もいるだろうが、大方のリスナーはこのように感じているのではないか。リッチーのプレイはTelecastorを使用していることからも、前ギタリストのポールとは異なる。リッチーはオーソドックスなペンタトニックスケールを発展させた、古典的なプレースタイルだ。楽曲自体はヤハリ1st,2nd当たりと比べると落ち着いた雰囲気を感じる。一方で、渦巻く生命力を感じる曲が多い。これはMr.Bigならではのものか。楽曲一つ一つに試行錯誤されただろう玉の様な光をみることができる。聴きこむことに耐えうるアルバムだ。ただ、これから先の展開が余り無かったことを考えると、長いバンドの軌跡において、終わりは見えてきていたのだろうか。このバンドの存在をもっとも喜ぶのはFreeのポールロジャースか。それとも日本のファンか。