NHK気象予報士 [2012年 カレンダー]
NHK気象予報士 カレンダーは、毎年欠かさず購入しています。
今年は担当キャスターがほぼほぼ刷新されたため、とてもフレッシュな顔ぶれですね。
カレンダーの構成としては、通常仕様の2カ月毎のカレンダーに加え、
12カ月カレンダー、卓上カレンダー(多少の工作が必要ですが・・・)と、
なかなか充実した内容です。
また巻末裏面は、その時の時勢を反映した内容(歳時記など)なのですが、
この2012年版では防災メモになっています。
これは、少なからず震災の影響を受けた内容なのでしょうか。
でも、知識の一つとしても備えることは必要ですね。
お手元において、不足のない良いカレンダーだと思います。
一般気象学
大学一般教養における「地球科学」系の講義テキストにも適した広い意味での教養書。著者序によると高校卒業程度の数学と物理の素養を前提としているが,むしろ高校地学の下地がある方が望ましいようにも感じる。比較的少ない頁数でまとめた弊害として,本文解説とそれに対応する図表が見開きになく,やや連動感に欠ける場面が目につく。広く浅く「概論」に徹した面が多くあるため,理系読者であればあるほど最初の読後感は「疑問ばかりが残った」となる可能性が高い。これらを解消するには「環境化学」「地球流体力学」といった各論の深い学習が不可欠だが,その学習の際にも,折にふれて本書を読み返せば,効果的な学習のチェックと軌道修正が可能。このように本書は気象学の道標としてフル活用するのが最も相応しい。学習が進めば進むほど,本書に記述されている何気ない1文1文の背後に隠された現象に気付いてくるという,まさに読めば読むほど「味が出る」良書である。
気象予報士かんたん合格テキスト 〈学科・専門知識編〉
このテキストは気象予報士の勉強をはじめるに際しての導入としては最適の本だと思います。
やさしく読みやすい文体で、重要な部分だけポイントを絞って書かれているのでとっつきやすいです。
しかし、この本だけを勉強して気象予報士専門知識分野を合格することは難しいと思います。
最近の専門知識試験はかなり突っ込んだ内容をきいてくるので、
この本に書かれているような気象予報士として知っていて超常識な知識だけでは対応ができません。
専門知識を合格するには、このテキストだけではなく、
過去問やその他の専門性のもっと高いテキストを読まないと対応できません。
また、この本では内容を簡潔に伝えるためがゆえに、
たとえば、ある気象現象がなぜそうなるのか、物理法則がなぜこうなっているのか、など
理由や原因が具体的には明示されず、事実のみが書かれていて、
本質的に理解できないまま丸々暗記をしなければならない、という部分があります。
山岸舞彩 [2012年 カレンダー]
サイズをあまり見ないで買ったら、思ったよりかなり大きくて、びっくりしました。でも、よく見えるので、うれしいです。
カレンダーとしての用途は、ほぼなく、ポスターって感じです。
冬の月でも、服装が夏だったりするので、カレンダーは気にせず使うのがいいかと。
どれもいいカットばかりなので、山岸さんファンなら、絶対ぜひとも買っていただきたいです。