不純 (Feelコミックス)
…っていいですね。
恋愛ものですけどベタベタしてません。
美人教師との生徒の恋愛が軸ですがそこが書きたい訳ではないように感じます。
酔って帰ってきて廊下で寝てしまうような桜さん。
でもなぜか格好いいです。生き方ですかね。真っ直ぐな…
終わり方もめちゃくちゃ良いです。
なにかひっかかったら読んでみることをお勧めします。
悪魔のオロロン (1) (ウィングス・コミックス)
スーツ姿の悪魔ってカッコイイよね。
この漫画に出てくる男キャラは、大抵スーツ着てます。
孤独な悪魔が孤独な少女に出会いましたか、そうですか。
独特の雰囲気を持った面白い漫画だと思います。
ただ・・・、これ多分、最初は単発読みきりのつもりだったんだろ~な。
人気があったからストーリーを広げたように見える。
1,2話は軽い感じのストーリーですが、どんどこ暗くなっていく・・・。
狂い咲きの花 (5) (Wings comics)
<ばく>でこの作家さんに魅せられ、手に取ってみました。
三日前に読み終えたのですが、未だに胸が締め付けられるようです。ラストシーンはもちろん、全巻を通してこんなに切ない場面てんこ盛りな漫画は初めてなんです。
眠さを我慢しながら徹夜して最終巻を読んだ漫画はそうはありません。(多分<バナナフィッシュ>や<ベルばら>以来なんじゃないでしょうか、、、)
このような、虚ろな目をした人物の手足が極細で長い絵柄は、スタイリッシュではある反面
キャラたちが始終無表情のままのが多いと思い込んできましたが、この作家さんの絵はとても表情が生きています。(中には無表情な登場人物もいるという感じです。)
ただ、星が4つになったのは、神への神秘感がなくなってしまう展開が私としてはとても拍子抜けなことでしたからです。 急に世界観がSF的になるのはどうかと思います。 同じ結末に辿り着くにもなにか他に方法があったのではないでしょうか。
でも、これはあくまでこの5巻への厳しめの評価であり、作品全体はいつまでも私のベスト10内に残ること間違いありません。