ポロメリア
だが、「これは有名歌手のCOCCOさんの処女作で」と言う文句が無いと売れない類だと思います。
ファンの人たち以外では訴えかける力は薄いのではないでしょうか。
十分に面白かったですけど、
自伝的小説で比較するなら「本名、加藤まい」や 「籠」や「nude」などの
AV女優のヌードの方がずっと面白かった。
波乱万丈さを言うのではなく、文学的な深さや面白みに関してです。
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他の方も書かれているように、「花柄」はとにかく凄いです。まだ、病が完治していないだろう身体をめいいっぱい使い、表現しています。涙なしでは見られませんでした。こっこ、ありがとう。
想い事。
人、ウタ、沖縄。
愛しいものにキスを贈るかのように綴られた文章に、涙が溢れた。
Coccoの紡ぐ言葉は、生きていると思う。
きれいごとを並べてオブラートに包んだような死んだ想いではなくて、生の想いを届けてくれる。
時に切なく時に甘く、時に痛い。でも暖かいCoccoの愛が、この本には詰まっているように感じる。
Coccoが好きな人、沖縄を愛する人、平和を求める人、誰かを愛している人、オススメの一冊です。