1/100 ORB-01 アカツキガンダム (オオワシパック/シラヌイパック フルセット) (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
MGストライクノワールから一週間という短期間での連続リリースで少々経済的打撃を受けましたが、HGを買わずに待っていたので迷わず購入しました。で感想ですがメッキパーツもほぼアンダーゲートになっており可動範囲も色分けも申し分なく大鷲&不知火のビーム砲の銃口が別パーツなのも良かったです。まぁ立体物としての完成度はレジェンド以降の1/100シリーズを見れば解りますが非常に素晴らしい出来ですが・・・数日前までMGノワールを組んでいたので何となく物足りなさを感じました。後どうでもいい周辺情報ですが、パッケージはMGストライクノワールと同サイズでメッキの下地はクリアーでSEED1/100シリーズ謎の付属品だったキャラクタープレートは付いてませんが台座はちゃんと付いてます。それと個人的に最も気になっていた事ですが、ジョイントパーツが共通なのでMGストライク系のストライカーパックが装着可能(ノワールストライカーで実証済み)です。遂に暁も発売されたので今後は黒ガイア、ヴェルデバスター、ブルデュエル、スターゲイザーが1/100のラインナップに加わる事を期待しております!!
帰らぬオオワシ―猟師七兵衛の物語 (偕成社文庫 4049)
1975年に出た単行本を1981年に偕成社文庫化したもの。
著者は岩手で小学校教師をつとめながら、県内の動物の調査、古老や猟師への聞き取りを繰り返し、やがて動物文学作家になった人物。
本書は児童書ではあるが、内容の面白さ、重さは大人をも十分に楽しませるもの。
三陸・船越半島に住む猟師の一生を追いつつ、動物の減少と絶滅の問題に迫っている。背景になっているのは、明治20年代〜1970年頃まで。猟師・七兵衛は、その一生で無数のワシやタカを撃ってきた。少年〜青年時代は名人とうたわれ、疑いを抱くこともなく「害鳥」であるワシを殺し続けた。しかし、ワシは急激に数を減らし、また、規制・保護も厳格になっていく。そのなかで七兵衛自身も自分のやってきたことが本当に正しかったのか、反省を促されることになる。
悲哀に満ちたラストには考えさせられる。
銃の発達、狩猟法の変遷、動物のいなくなる過程など、下調べが厳密。動物と日本人の関係を振り返るのに、価値ある一冊だと思う。