糸井重里のバス釣りNo.1 決定版!
バス釣りは、やっぱり実際にやった方が楽しいです。バス釣りゲームとしては、他の釣りゲーと比べても、かなりの完成度なんだけど(現実でもいかにもいそうな場所にいるとか、アタリの後のアワセ方だとか、バスがルアーをつつくのを音で表現するとか)、やっぱりゲームはゲーム。何時間(ゲーム内では数分だけど、それでもやっぱり長い。)もアタリが来るまでじっとほぼ同様のアクションを繰り返しつつ待たされるのは、ゲームとしては致命的。バス釣りゲーとしての再現度は抜群なんだけど、その分「(娯楽としての)ゲーム性」が割りを食った感じ。
糸井重里のバス釣りNo.1決定版!爆釣ガイドブック
デザインが綺麗な本で、攻略データなども細かく載っており参考に出来ると思います。
残念だった点は、掲載されているスタッフインタビューが既に糸井氏のHP上で公開されていたものだったということです。
誤釣生活―バス釣りは、おもつらい
コピーライターとして有名な糸井重里。彼がバス釣りにはまり込んでいく様子を、リアルタイムで綴った一冊。バス釣りの魅力を語るというよりは、バス釣りをネタにして小気味よい文章をひねり出そうという感じの本。読んでいると「バブル」という言葉が浮かんでくる。
でも、面白い。言葉のセンスもさることながら、ロジックのセンスが素晴らしい。バス釣りについて、いじれるだけいじって、骨も残さない。
バス釣りを真面目にやっている人は読まない方がいいかも。