そよそよ。 1 (愛蔵版コミックス)
最初ごく普通のラブコメタッチの作品かなと思うのですが、当然のようにそんなことはなく、いつものように朝倉世界一さんの世界が広がっています。
後半になるに従って話の裏側がだんだんとミステリアスな展開になっていく風ですが、表面的にはいわゆるカワイイ物語が続いていき、なんというか当分目が離せない状況ですね。
今後の展開によりますが、この作品は朝倉世界一さんの最高傑作になるような予感もあります。
普通にも読めるので、今回の作品は今のところ誰にでも勧められるような気がします。
すでに2巻目の発売を心待ちにしています。
デボネア・ドライブ 1 (BEAM COMIX)
噛めば噛むほど味がでるスルメ(クラゲ?)のような良作。大胆なのに繊細な画風とストーリー。 1冊読み終わるとすぐに続きが読みたくなるが、でもその前に念のために読み返しておきたくなる(そして読み返すと新しい発見がありハマル)、最終巻まで読むと全巻を通して読み返したくなる(そして読み返すと新しい発見がありハマル)、そして遅れてきた夏休みのような余韻と感慨に暫し浸る。通り過ぎた夏の日はいつも懐かしく、そして切ない。
春山町サーバンツ 1 (ビームコミックス)
あまり漫画に明るくない人間ですが、立ち読みして即購入。
装丁が中身の雰囲気を見事に表している気がします。
何回も読んでしまいます。
身長190センチのごっつい友人がこの漫画を楽しげに読んでる姿に、
思わず「世界一!」と叫びたくなりました。
2巻3巻を切に希望します。