災害論―安全性工学への疑問― (世界思想社現代哲学叢書)
原子力村はアテネ型の民主主義であった。
アテネの市民は皆一人ひとりが権利や主義を主張できる特権を持っていた。
これこそ民主主義である。
しかしその特権は市民のみに与えられたもので、
市民の生活はその下に置かれた多数の奴隷によって支えられていた。
原子力ムラもまた同じ。
発言権を持っているのは上部機構である一握りの研究者のみで、
その下の者、つまり実際に原子炉を動かす作業員たちには難の発言権もないのである。
原発事故は、民主主義の欠陥さえ露呈させてしまったのである。
ハケンの品格 DVD-BOX
いや〜待ってました!
DVDがこのクールでしてたドラマに比べてなかなか発売の知らせが無いなぁと思っていたら遂に!
毎回、東海林さんと大前さんのやり取りが大好きでした!
洋ちゃんの素っぽい演技が大好きだし篠原さんの感情を表に出すのが不器用な大前さんの姿がとっても良い!
ベン・トー ① [Blu-ray]
例えばパトレイバー等でカオス回と呼ばれる、制作者好き勝手の30分間。
その場は面白いのですが、それで一つの作品にしようとは制作者も思っていない。
単発だからこその面白さ。
それを暖簾分けして、一つの作品として長々と作られても飽きます。
この作品は、暖簾分けしちゃった(テヘ 的なものです。
実際、3話で飽きました。新キャラや組織の陰謀も出て来るのですが
結局は「弁当争い」であって、12話を上記のように30分にまとめる事ができるレベルのものです。
良く伸ばしても、OVA区切りの3〜6話が関の山。
それとこういった「とんでも設定」作品で、毎回思うのですが
ヒロインやらの個別ルートや過去話、正直「弁当」じゃなくても良くないですか?
他で代替が利く設定なら、わざわざ「弁当」でやる必要もないわけです。
今回の場合、普通に他の部活でも良いレベルです。
もう一つ、女の子のバトルものについての全体見解でもあるのですが
見た目と殴り合いは派手ですが、そこから得るものってパンチラと胸揺れくらいしかないですw
当然です、別に流派があるわけでもないし、武道・武術作品でもない。
ただ殴り合って、弁当を取っていくだけなのですから。そこに物足りなさを感じます。
弁当格闘流派」みたいなの独自に作っても良いのでは?
とは言え、アニメとしては演出も上手いですし、テンポも良いです。
動きも悪くないし、何より主人公の声優さん、すげぇ頑張ってます。
電波女と青春男 6(完全生産限定版) [Blu-ray]
真がようやく前を向いて歩き出した6巻。
11話は前川さんの家に遊びに行ったり、流子の部活を見学に行く話。
12話は野球対決の決着。
11話前半は前川さんが大活躍、割と無表情な前川さんが、この回は明らかに好意があるように接します。いつも以上に乙女な前川さんは必見です。
後半は流子の部活の見学、今まで後ろ向きだった真が、社の助言によってようやく前に進むことを決意します。
12話は祭りの開催場所を巡っての野球対決本番、ピッチャー逃亡というアクシデント発生により窮地に陥ります。しかし真は過去と決別するように立ち向かいます。
ラストが冒頭に繋がるという構成も憎いです、清々しいほどに爽やかな青春のお話でした。
コメンタリーは4人もいるため雑談メインです。
とても賑やかしく、熱い展開で面白いです。もう1話ありますが、12話はこの作品の集大成だと思います。