Terminal [VHS] [Import]
スピルバーグとトム・ハンクス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが贈るコメディー映画。正直あまり期待してなかったのですが、想像をはるかに超えて面白かったです。かなり笑えます。ブロークンな英語を話しながらユーモラスな演技を披露するトム・ハンクスの技に脱帽。キャサリン・ゼタ・ジョーンズもチャーミング。
ブルガリア ~神秘の歌声
アートというよりは魂そのものが聞こえてくる名アルバム。
ワンパターンではなく、声質も曲調もいろいろ交えてあって楽しいです。例えば、
男性(のように聞こえる)歌はまるで日本の民謡(なんとか節)のようです。
地声がごく一瞬裏声になってまた返ってくるような歌い方の曲はなかなか面白いです。JPOPを普段聞いていますが、いわゆるフォークソングっていうのはもともと
こういうものなのでしょうか?安いので、とにかく一度聞いてみてください。
なお、世界の民謡シリーズの1つらしく、他のものも10くらいあるようです。
試してみようかな。なお、今はこの民謡がアートとして研究され、ここ数十年で
「芸術」として完成されつつあるようです。今ある、ブルガリアンヴォイスの
CDは大体それですが、原点はこのCDですね。いいです。
ザ・ビッグ・フォー~史上最強の夜!~ デラックス・エディション [DVD]
メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスの4組が行った合同ツアーの模様を収録したDVDで、本商品はCDやブックレット等の特典が付いた豪華版。この4組が合同でツアーをすると聞いた時は、凄い事だなと思いつつ、どのような感じになるのかは漠然と想像する事しか出来なかったが、本作に載っている4組揃っての記念写真を見た時は、このツアーがいかに「夢の共演」だったかを実感した次第。ジェイムズ・ヘッドフィールドの前にジェフ・ハンネマン、肩を組むデイヴ・ムステインとラーズ・ウルリッヒ、カーク・ハメットとスコット・イアンといった具合に、滅多に見る事の無い凄い図式だ。
DVDはアンスラックスのライヴより始まる。本作が収録されたソフィア公演は野外のスタジアムで、アンスラックス演奏時にはまだ日中の為、照明効果は上手く機能していないが、80年代の曲も含めた素晴らしいライヴを披露している。続いてはメガデスで、この時は「ラスト・イン・ピース」完全再現はやっていないが、オール・タイム・ベストな選曲で演奏。個人的には、久々に演奏された「フック・イン・マウス」が嬉しい。メガデス演奏時には雨が降り出し、観客は大変そうだ。「血塗られた世界」を思わせる真っ赤な照明の中、3組目のスレイヤーのライヴがスタート。80年代の四天王も、90年代に入れば徐々に音楽性を変え、時には失敗して来たが、スレイヤーだけは、基本的に流行に飲み込まれる事も無く信念を貫き通した貴重な存在で、初期の曲も最近の曲も、年月の隔たりを感じさせない変わらぬアグレッションが宿っている。最後はメタリカで、セットリストは基本的に「デス・マグネティック」ツアーに準じた内容。この頃になると日も暮れ、照明も機能し、ステージをより一層ドラマティクに堪能できる。始まった時は昼間で、雨が降ったり止んだり、日が暮れたりと、DVDが進むにつれて結構な長丁場である事が判る。
メタリカのライヴ終盤に、遂に「夢の共演」。全員揃っての「AM I EVIL?」のセッション・・・かと思いきや、デイヴ・ロンバート(ds)の姿はあるものの、他のスレイヤーのメンバーの姿は確認できず、どうやら出演してないようだ。その後の記念撮影には参加し、4組揃って撮影。いずれにせよ、この大観衆を前に演奏している4組を見ると、元々はアンダー・グラウンド・シーンの音楽で、小さなクラブを拠点に演奏活動するのが当然のように思われていた「スラッシュ・メタル」というジャンルを、主流のジャンルとして確立させシーンを引率し、これ程の大観衆をシビれさせる存在となった「BIG 4」の偉大さを再認識した。