ホラーエクスタシー 3 (ホラーエクスタシーコレクション)
松文館からホラーとややハードな性的なファンタジーを融合させるべく発刊されたアンソロジー、今回は「都市伝説特集」です。
本巻vol.3からは奇才呪みちるさんが参加し、創刊号から登場している犬木加奈子さん、御茶漬海苔さん、坐麿屋ミロさんとvol.2から参加の駕籠真太郎さん、稲垣みさおさんらと並ぶとホラーファンには溜まらない錚々たる顔ぶれとなっています(千之ナイフさんがお休みなのは残念)。
紫川弓夜さんは続き物「ホワイトナイトメア」で再登場、ページの殆どが濡れ場と言うサービスで、ジュブナイル女性向けのエロチックさでは抜きん出ています。
競合誌との差はvol.2ではやや後退したと思われた上記紫川さん以外でもやまのべきったさん、ぺるそなさん、昇龍亭圓楽さん、たみさん等成年コミック執筆経験も豊な作者が醸し出すかなりキワドイ色気です。
先述のホラー担当の濃い面子が加わって今までで一番面白くなっています。
後、内容の濃さはそのままで、版型をA5からB6にした事により、価格も安くなったのも買う側には有難かったですが、どうかあまり無理はなさらぬ様。
松文館さんのHPでは紹介文がVOL.2と重複していますのでご注意を。→追記:現在は修正されています。
口裂け女あらわる!―昭和怪奇伝説
待望と単純には言えないほど待たされた筆者7年ぶりの単行本。
ムロタニ・ツネ象、丸尾末広、花輪和一にちょっと水木しげるのペンタッチと大気表現を加えた絵はレトロ風だが慣れると病みつきになります。
悪魔的少年『風間 丈』が登場する怪奇ファンタジーから、超自然現象ではない実録物『口裂け女あらわる!』のやり切れなさ、ユーモア溢れる巻末小品『魔食』など、珠玉の短編ぞろいだが、『地獄をのぞく鏡』は子供の頃大人に「悪い事をすると地獄に落ちるぞ」と言われた時の恐怖を思い出させてくれる傑作。
未だ単行本化されていない作品が100近く有るはずなので是非とも連続刊行を御願いしたい。
Castlevania Original Soundtrack
全ての曲において良いと思います、個人的に大好きです。 中でもレオンのテーマは必聴です。 闇の…よりはインパクトがあると感じます。 ただ、ゲームの限定版に付属したCDの曲が入っているのは『限定版』にした意味がないです。最高の楽曲なのは間違いないですので是非聞いてくださいオススメです。