ミザリー (文春文庫)
昔、交通事故で足に酷い怪我をした事があるのですが、読んでいてその時の痛みが蘇ってきました。
無力な主人公に襲い掛かるアニーの狂気。
最初はただ恐怖の存在でしかないアニーですが、読み進めるうちに人間臭い所もあり、何となく感情移入してしまう。
そうかと思えば、突然また恐怖の存在に。
ハラハラドキドキで最後まで一気に読ませてくれます。
映画を観た事はないので、今度借りて観てみようかと思います。
ミザリー(特別編) [DVD]
とにかく無駄が一つもない完璧な映画。
俳優陣のベテラン演技とあいまって、じっくり観られるものです。
吹き替えも違和感なく楽しめます。声優陣もこれまたベテラン演技派ばかり…。
派手じゃないけど堅実、途中目を覆うようなシーンもありますがサイコホラー好きなら一度は観るべきです。
観客に対しての誠実さを感じられる映画が少なくなって来てる今だから観てほしい。
個人的には保安官と奥さんのやり取りと、主人公作家のエージェント(ローレンバコール)が気に入ってます。
ミザリー(字幕スーパー版) [VHS]
最近はとんとご無沙汰なロブ・ライナー監督、スティーブン・キングの量産された映画化作品の中でも数少ない成功作と言われています。ひとえにミザリーを熱演しているキャシー・ベイツの存在がモノを言ってる感じ。原作はもっと残酷な話なのですが、アメリカ映画のモラルがそれを無視してしまっているのが残念。キモチはわかりますが・・・しかし、原作通りのハードな描写があればもっとカタルシスを感じられたのにと残念。
ミザリー [VHS]
ミステリー作家(原作者のスティーブン・キングを暗示しているのか?)
の大ファンの女性(キャシー・ベイツ)が、彼を独占したいが
ために取るおそるべき行動の数々・・・。
キャシー・ベイツの怪演はすさまじいです。
気の弱い方にはお薦めできませんが、恐怖映画やサイコスリラーの
ファンは喜ぶ秀作であると思います。