ラプラスの魔
こんな人にお勧め。
●ホラー、ファンタジーやSFが好き。●海外で頑張っている日本人が好き。●弘司さんのイラストが好き。●広大なマップが苦手。
敵を倒して鍛えるより、任意のイベントをクリアしてレベルとスキルをあげ、通常戦闘を会話や逃走で回避すればサクサク進める。不満なのは、解決する順番を間違えると処理されなくなるイベントがある点。セーブが複数できないため、場合によっては最初からやり直さなければならず、理不尽な気分を味わう。目つきの悪い魔法使いにハマッた私は好きなゲームなのだけど……。
ラプラスの魔 (角川文庫―スニーカー文庫)
『ラプラスの魔』です。タイトル名は物理学用語で、未来の不確定要素を予測することができるという存在を魔にたとえた概念のことですが、本作は「ゴーストハンター」ホラーということになります。
20世紀前半のアメリカ・マサチューセッツが舞台です。その時代のその場所、しかもホラーというと、大抵はクトゥルー神話が思い浮かぶわけですが……
美女キャラクターをはじめとして様々な個性的キャラも登場しますし、全体に漂うどんよりとしたホラーの雰囲気、次々に起きる事件、アクション的な場面の臨場感など、面白い作品になっています。
コンピューターゲームのノベライズということで、言われてみれば確かにロープレっぽい動きかなとも思いますが、気にしなければ気にならず、小説として楽しめます。
ラストシーンの文章が決まっていて、印象的でした。
ラプラスの魔 【PCエンジン】
キャラクタの職業が戦士に近い役割の探偵や
魔導士的な役割の霊能者と言う風にタイトルにも書いた通り
現代風のウィザードリィと言った感じ。
探検の舞台が幽霊屋敷と言う事もあり
ホラー的な演出も良く出来ていると思う。
難点があるとすれば最初に持っているお金で
上手く買い物をしないと序盤から辛い戦いを
強いられる事だろうか。
ラプラスの魔―ゴーストハンター (角川スニーカー文庫)
同名ゲームの小説版。
クトゥルフ神話も取り入れた本格ホラー小説第一弾。
ストーリーの流れとしてはぜんぜん軽くありません。
どこか謎めいた日本人の主人公が魅力的なシリーズです。