428 -封鎖された渋谷で- オフィシャルガイドブック
「街」からのファンなので即買い・・・とまでいきませんでした(笑)
発売した当時 お財布がピンチで 買えませんでした
つい最近 ゲームを遊びなおしたときにガイドブックを買ってなかった事を思い出しまして
今回購入をしました
内容はというと 攻略本というよりファンの為の補完本でしょうかな?
この本を買うまでは 自分でゲームの画面などを繰り返し見て聖地巡礼を繰り返しておりました(笑)
設定資料 製作日誌 製作インタビュー 等が盛りだくさんで読み応えは結構あります
ただし 攻略本だと思って買ってしまうと・・・だめですね
あくまで ファンのためのファンによるファンのための補完本だと思ってください
攻略サイトなどを見たほうがクリアーには役に立ちますヨ
街 運命の交差点
8人の主人公を操り、それぞれを正しい未来へと導いていくゲーム。ある主人公の行動が別の主人公の運命を狂わせる。それを回避する為にザッピングし、はたまた時間をさかのぼって行動を変え・・・とやっていく「究極の辻褄合わせ」ゲーム。全ての主人公の全ての行動が、それぞれに意味を持っており、それをしっかりまとめている辺りは流石はサウンドのベルの老舗と思わせられる。ゲームとしての完成度が極めて高い。
ただ、1つだけ難点を言うと、シナリオがちょっとぶっ飛んでいるというか、アクの強いものが多い点。ノリが性に合わない、という人もいる可能性はある。
街 ~運命の交差点~ 特別篇
シナリオのみで評価している人も多いけど、純粋に話の面白さだけで勝負すれば、良質の映画や小説には遠く及ばない。
じゃあ何が面白いかというと、このゲームをやったあとに外に出たときの奇妙な感覚が面白い。
このゲームをやった後で外に出ると、「右と左、どっちの道を通るか」といったささいな選択肢を前にしただけで
「ここでどっちを選択するかによって、見知らぬ誰かの人生が左右されるかも」
なんて考えてしまう。他者とのつながりを普段より強く意識してしまう。
そして現実社会の街は、ゲームの「街」よりももっともっと複雑な「他の主人公」たちとの関わり合いによって成り立っているのに気付く。この感覚が面白い。
サターン版発売当時の10年前には、どんどん続編を作って脇役みんなを主人公にしていく「主人公100人構想」があったらしく、ユーザーからシナリオを募集したりしていた。結局ラジオドラマなどを含めても15人くらいでストップしちゃったみたいだけど、口コミの評判によってパトリックとサギ山のシナリオだけでもこうして陽の目を見ることができた。感動!
街 公式ガイド ZAP'S 増補版
渋谷の街を舞台に繰り広げられるゲーム、「街~運命の交差点~」のガイドブックです。主人公達の紹介・役者本人コメントも掲載。他にも全出演者の名前、TV・映画等の代表作も紹介されています。ゲームでは本編の他の「青ムシ抄」「花火」も取り上げています。
実在する渋谷のお店紹介や、この本でしか読めない短編小説も収められており、単なるゲーム攻略本ではなく「街~運命の交差点~」、「渋谷」をより深く楽しめる一冊になっています。
SEGA THE BEST 街 ~運命の交差点~ 特別篇
性別や立場も違う互いに接点のない主人公たち。
各々の選択によってそれぞれのその後が決まったり、他主人公のルートが開けていきます。
伏線がどこに潜んでいるか等細かく設定されており、大変面白いストーリーだと思います。
また、キャラクターが濃い。キャラ立ちしすぎるくらい濃いので、
一種漫画的な面白さがちりばめられています。
人の何気ない行動が絡み合って話を進めていくノベルゲーム。
マルチED数がかなりありますが、そこが結構毎回新鮮なので飽きません。
お話が10年前以上?ということもあり、私にはわからない用語や時代を感じるものもあるのですが、
そこはチップスで解説が入るので難なく読み進めができます。
(用語説明なのに飽きさせない文章も魅力)
チップス一つとっても説明の仕方がいちいち面白いのがミソ。
思わず噴き出しかねない説明〜真面目なものまで表現が様々。
豆知識やうんちくになりそうなものもあるので、全チップス回収までやりこめば相当楽しめるかと思います。
文章もライトに読めるのに、センスを感じる表現が多々あると感じました。
本当に久々にいいゲームに出会いました。
ちなみに、レビュータイトルの「ヤバキチ」はあるキャラの造語です。
システム面では他レビューでも紹介されておられるかと思いますので、そちらを参考になさってください。
「交差点」はまさにいい副題だと思います。
息抜きにもなるいいノベルゲームに久々に出会いました。
昔のゲームの方が面白いものが多いかもしれません。
ノベルゲームが苦手な方でも笑ってプレイできるかもしれないです。