たけしくんハイ ! DVD-BOX 完全版
のびのび子供らしく生きているたけし、出来の良い兄貴達、教育熱心でしっかり者の母、飲んだくれで、口にはあまり出さないけどたけしの事がかわいくてしかたない父。子供の頃に観たこの番組。大人になってもう一度観ると違った視点で観ることができますね。貧乏だけど、涙と笑いのある家族。家族関係が希薄と言われるこの現代、再考の価値がある理想の家族像かもしれませんね。
マキシンのウクレレ教室 オリジナルCD付
ウクレレといえば牧伸二。
牧伸二といえば「やんなっちゃった節」です。
ウクレレを持っているなら「やんなっちゃった節」を弾けることが、誰からも期待されます。
この本を見て、練習を“少し”すれば、宴会のヒーローになれます。
喜劇・婚前旅行 [VHS]
今から10年くらい前になるんだろうか、たまたま深夜に放送していたものを見たのがきっかけで、この旅行シリーズにはまり始める。
どうしてハマリ始めたのか?そこには主人公演じるフランキー堺や倍賞千恵子、それに脇を固めるミヤコ蝶々、伴淳三郎、森田健作、個々の演者の魅力にあったのかも知れないが、
彼らの背景に流れる今はなき、「昭和の匂い」に優しく引き込まれたのかもしれない。
物語の舞台は長崎、主人公は特急さくら号の専務車掌、田村幸吉(フランキー堺)は
平成の時代では絶滅危惧種となりつつある「世話焼き」さん。
泣いている赤ちゃんのオムツを取り替えたり、ズボンのチャックが上がらなくなった乗客の社会の窓を自前の裁縫セットで縫ってあげたり、つわりで苦しんでいる新婚の女性客につわりのつぼ押しをしてやったりと、至れり尽くせりをだいぶ超越した「世話焼き」ぶりは見ていて微笑ましい。
一番好きなシーンは、幸吉と息子(森田健作)父親(伴淳三郎)と家政婦のオバチャン(ミヤコ蝶々)がちゃぶ台を囲んで夕餉する、「カブの漬物」のくだり。
質素な夕餉だがあれほど豊な夕食の風景と見えるのは、私だけではないはず。
珍盤・名盤コレクション 河内のオッサンの唄
なんと言っても「わかばちどり」の『だめ』が入っていること。これだけで貴重品。あと、小沢昭一の『俺達おじさん達』、上手いし、美声だ。歌詞が短いからと、2度繰り返しは余計なサービスだが。野坂昭如の伝説的歌唱『黒の舟歌』、本人も照れてるだろうが聞いているほうも冷や汗もの。それに『有難や節』と『河内の・・』で十分お代のもとが取れる。それに反して、平野レミの『カモネギ音頭』は実に野蛮だ。吉岡オサムの作詞もひどいが、そもそも平野レミの声が野卑だ。60年代の風俗業をバカにしている。こんなもの入れるくらいなら『トルコ行進曲』を復活させれば良かった。