マイネリーベII ~誇りと正義と愛~
絵がアニメ風なので買わないつもりでしたが、オマケにひかれて購入を決意しました。
最初は「乙女ゲーでしょ?こんなのありなの?」と引き気味でしたが
1時間も遊ぶうちに、すっかりはまってしまいました。
だってストーリーがおもしろいんだもの!
前作とは全然別物です。アニメの続きというか、
現在放送中の続編「マイネリーベヴィーダー」(だっけ?)の最期と
つながるのではないか、と予想しています。
1937年頃のお話ですが、近現代史を知らなくてもゲームをやる上では、まったく問題はありません。
あえて言えば、2.26事件の翌年で、世の中が第2次世界大戦へと
進んでいく流れに、誰も逆らえない...そんな重苦しい時代です。
そういう時代背景を知っていれば、ルーイやオルフェの焦燥感を
理解しやすいというだけのことです。それだけ。近現代史の知識は必要ありません。
選択肢は少なめなので、さくさく進みます。慣れてくれば1週2時間かからないでしょう。
前作に比べて攻略も簡単なので、通常EDやベストEDだけなら攻略本も必要ないと思います。
ただ、一部のスチルや没落イベントなどは、少し複雑なので本や攻略サイトを参考にしたほうがいいかもしれません。
没落イベントは「ライバルを蹴落とす」というよりも、戦争の影で暗躍する武器商人を告発するかどうか...という内容です。
なので、攻略には直接関係ありません。没落後のライバルに奪われたりしますし(^^ゞ
選択肢が少なめなので、おもにルートの移動とミニゲームの結果でゲームが進みますが、
移動できるルートも親密度によって変化するので、なかなか気を抜けません。
また各ルートを移動する時に、それぞれ会話イベントがあるのですが、それが親密度等によって変化します。
冷たかったり、優しかったり、逮捕されたり、出迎えてもらえたり...
フルボイスの強みを生かして、上手にやり込み度を高めているなと思います。
なので、一通り終わっても飽きずに別ルートでの攻略などで楽しめます。
レジスタンスや革命軍として作戦行動にも参加しますし、殴られたり、拉致られたり、地雷でふっとんだり、と主人公は大変です。
が、必ず助けてくれますし、後から優しいフォローも入るので、逆に楽しめましたよ。
とは言え、乙女ゲーとしてはハードな内容なので、甘々じゃなきゃダメな人にはオススメできません。
「遙か3」が大丈夫な人や、チョコはビターが好きって人は、是非お試しを!
余談ですが、テニプリと同時収録したんじゃないの?って思うくらいにテニプリの声優さんが脇キャラをつとめていて、驚きました。
(木内さん、岩崎さん、森山さん、楠さん、小杉さん、などなど...)
名もない脇キャラのセリフをリピート再生したのは、初めてです(笑)
絵がアニメ風なので−1、脇キャラの声優さんでも楽しめたので+0.5、四捨五入で☆5にしました。
買ってよかったです♪
マイネリーベ2 誇りと正義と愛公式ガイドコンプリートエディション (KONAMI OFFICIAL BOOKS)
選択肢によって,非常に多くのシーンやセリフが現れるゲームの攻略本です。各キャラクターの攻略条件をはじめ,すべての選択肢による各キャラクターの評価ポイントの上下ポイント値,特定のイベントを出現させるための条件やモデルルートも載っています。攻略に苦労している方にはもちろん,一度クリアできた方も,この本を読むと新たなシーンなどが発見できるかと思います。
マイネリーベII 誇りと正義と愛オフィシャル設定集~薔薇色の運命(さだめ)~ (KONAMI OFFICIAL BOOKS)
設定集に欠かせない全アルバム、キャラ解説等はしっかり押さえられていたと思います。
革命軍側の人物が特に好きなので、特に良いと思ったのが↓
1,描き下ろしイベントイラスト(ナオジ、ルーイ、ヴォルフラム)計3枚
2,声優インタビュー(新キャラ3名は各1P、シュトラールは2名で1P)
3,キャラデザ・夢路さんのインタビュー
4,ナオジ&ルーイの小話(2P)
特に4は新キャラ3人の誕生話など興味深く、一読の価値ありです☆
インタビュー内のイラストもゲームとは雰囲気は異なりますが、
とても美しくヴォルフラム、キリル、ジークリードが好きな方にはオススメです。
ただ一点、3P分に渡り細かに記載されたメカ・ウェポンコレクション。
設定に拘りがあるのは理解できますし、マイネ2とは切り離せない物だとは思いますが、
女性向けにそこまでの説明の必要は…?と思えてなりません。
その分もっとページを活用して頂きたかったので★1つ分マイナスしました。
保存版として、ファンなら手元にあって損はないかと思います♪