あなたのすべてを抱きしめて (ライムブックス ク 1-13)
時代は「あなたを夢みて」の前になり、この本にも出ていたリリーの話になります。
ロンドン社交界の華で、賭博場オーナーを友とする、美しく謎めいた令嬢リリー。彼女の妹には想い人がいたが、両親が決めた相手、伯爵のアレックスと婚約してしまった。妹に真実の愛を手に入れてほしいと願うリリーは、縁談を阻止する。そんな彼女にアレックスは反発を感じていたが、いつしか魅了され……。
前作でも見せてくれたリリーが今回もとてもやってくれました。アレックスも
はじめから彼女にメロメロだし・・彼女を守りたいって気持ちにとても感動しました。
ここでもさらに良かったのが前回のヒーロー デレクです。今回も彼女を思いながら
リリーをアレックスに託す気持ちが切なかったですね。
あなたのすべてを抱きしめて [後編] (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
お転婆リリーのすべてを受け入れ、献身的な夫となるヒーローが
とても素敵です。愛されて、守られて、リリーはとても救われます。
かわいそうなリリーの娘ニコちゃん救出でもヒーロー大活躍。
ラストでは甘々なパパぶりを披露してくれます。
駆け落ちした妹夫妻ともヒーローは和解してくれて、
全く懐の深い男です。
今回ちょっと置いてけぼりだったデレクですが、ご心配なく。
デレクの為にも前後編のお話が待っています。
「あなたを夢みて」のタイトルで岸田黎子先生が更にイケメンになった
デレクが幸せになる話を描いてくれました。
そちらでもお転婆リリーが活躍します。リリー夫妻のその後を見たい方も是非。
「あなたのすべてを抱きしめて」「あなたを夢みて」4冊まとめてお勧めします。
ゴールデン☆ベスト テレサ・テン
テレサテン、彼女こそ、我が心の歌姫でした、情感あふれる歌いっぷりは聴者の心を捉え完全に魅了していました、今尚、その逝去が惜しまれる、しかし永遠に我が心にその思いは今も心の奥底に静かに安らいでいる、テレサよ安らかに
アドロ・サバの女王
母が大好きでずっとLPで聴いていたんだそうです。私の記憶では僅かだけ。今回頼まれて購入しました。
母から「昔の人で癖があるから、幼くて覚えていない貴女は気に入らないだろう」と言われたので、それなら試しに全部を聴いてみよう。ということで・・・。
確かに、独特の低音がかった歌声で癖がある歌手ですが、「この人が生み出す持ち味」というものがありました。しつこさというのではありません。(決して瀬川瑛子をイメージしないでください)
音楽を奏でるように歌をとても「その人になりきって」歌い表現しています。
聴いていれば「ああ、聴いた覚えがあるな」という曲もありました。
こちらでも「夜霧のしのび逢い」が収録されていました。
私は「遠くへ行きたい」「サバの女王」「アドロ」が好きになりました。
「サバの女王」は有名なので、ポップス・オーケストラが演奏したのがありますが一味違います。
そういえば、故ジェリー藤尾も「遠くへ行きたい」を亡くなる前に歌っていましたね。
他の方が「冬場の夜に聴くとよい」と書かれていましたが、そうですね。明るい昼間に聴くよりも、このCDも部屋を薄暗くしてしんみりとした中でゆっくりくつろぎながら聴いたほうが雰囲気が出ます。
決定盤シリーズ ちあきなおみ大全集
ちあきなおみって全然テレビなんかに出てこないね、引退したんだろか?私たち学生時代はあんなに人気があったのに。学生運動の活動家は歌が好きだ。年がら年中インターを歌ってるわけではない。当時はカラオケなんてなかった。大学、学部の理論合宿が組織の各レベルで年に6回はあった。原則的に酒は出ないが個人的に飲むことは禁じられていない。1970年の夏かな?山中湖でZの合宿があった。その頃深刻な恋愛事件で悩みほんと湖に飛び込んで死んでやろうかと思ったな。かなずちだったから。帰りのバスの中で例の鴻上尚史の「ヘルメットの君」のAさんがちあきなおみの「四つのお願い」を披露した。私は寝てたが「Aさんは歌がうまいんだ」と感心した。なんでAさんのことを書くのか?それほど親しかったわけではない。学部の合宿で千葉県のあれは何処かな?野球をやってたら私がエラーをした、それを見たAさんが「ゲバ君ってもっとうまいかと思ったわ」泳げないと告白したら泳ぎの得意な彼女は「いやだ、かなずちなの?」間抜けな奴だと見られていたんだろ。汚名挽回に彼女に頼まれて文学部の学生担当の佐々木助教授(美術史)を呼び出して脅かした、佐々木は教授会で「ゲバラというのは柄が悪い奴だな」と言ったのを他の教授から聞いた。佐々木は3年前に新聞に訃報が出ていた。