VIDEO KILLED THE RADIO STAR 伝説のビデオ・メイカー ~ラッセル・マルケイ [DVD]
演奏シーンが主流だった1970年代のプロモフイルム&ビデオ。もちろんアーティストが演技する短編映画風の作品もありましたが、コンセプトビデオを確率したと言われるのが「哀愁のマンデイ」の監督デビッド・マレットです。ドキュメンタリー本編では、クイーンやデヴィッド・ボウイからAC/DCまで器用なところを裏話と一緒に語ります。
MTV開局時には番組が成立するだけの映像があったわけですが、“MTV前夜”の英TV番組「ケニー・エヴァレット・ビデオ・ショウ」の思い出をマレット監督とボブ・ゲルドフが語る特典映像を興味深く見ました。「シングルがヒットするのはパンクとして格好悪かったから、一番ヒットしにくい曲を選んだのに、このバカ(監督)が気に入ってビデオを撮ってNO.1ヒットになった」と語るゲルドフの証言は非常に生々しい笑い話です。
カバーの写真はAC/DCですが、イギリス音楽シーンの1970's後期/1980's初期が身近に感じられる曲と証言が詰まっています。ビデオデッキで「ベストヒットUSA」「SONY MUSIC TV」を録画しまくった方は、何度も楽しめる高密度のDVDだと思います。
ポップ-アップ 80’s
エイティーズというと、もう20年も昔のこととなるのですが
このコンピレーションアルバムに収録されている楽曲には
全くと言っていいほど古さを感じられません。
1曲目の「ワム!」からポップなサウンドが洪水のように押し寄せてきて
あっという間に80年代の、音楽がメロディで溢れていた時代に連れて行ってくれます。
当時を知る人には懐かしく、知らない人には非常に新鮮な
正に「エバーグリーン」な楽曲ばかりが収められていて文句なくお勧めです。
個人的にはCDを探すのを断念した14曲目「テリー・デサリオ」の
「オーバーナイトサクセス」が聴けたのが収穫でした。
フットルース
この時代の映画のサントラはハズレがないくらい良い曲が一杯入っています。このサントラもその中の一枚です。映画を見たことがない人も聴いたことがある曲がいくつか入っていると思います。伝説の熱いドラマ(笑)『スクール・ウォーズ』のOP曲の原曲も入っています。ノリが良い曲が聴きたい方はぜひ!
アンドリュー・ロイド=ウェバー ロイヤル・アルバート・ホール セレブレーション 【ユニバーサル・ミュージックDVDコレクション】
豪華なアーティスト達による、ロイド=ウェバーの名曲がコンサート形式で演奏されます。お腹いっぱいってカンジで充分に楽しめました♪
アンドリュー・ロイド・ウェバー ロイヤル・アルバート・ホール セレブレーション [DVD]
ロイヤル・アルバート・ホールで行われたアンドリュー・ロイド=ウェバー生誕50年の
セレブレーションライブ映像です(1998年)。
曲目とアーティスト
M1.MAIN TITLES/ORCHESTRAL PRELUDE
M2.WHISTLE DOWN THE WIND:Tina Arena
M3.FANFARE/ANY DREAM WILL DO:Donny Osmond
M4.CLOSE EVERY DOOR:Donny Osmond
M5.INTRO;VARIATIONS:Julian Lloyd Webber
M6.FUNERAL MUSIC FROM EVITA:Antonio Banderas
M7.OH WHAT A CIRCUS:Antonio Banderas
M8.HIGH FLYING ADORED:Antonio Banderas
M9.DON'T CRY FOR ME ARGENTINA:Elaine Paige
M10.LIGHT AT THE END OF THE TUNNEL:Ray Shell
M11.HOSANNA
M12.HOSANNA:Dennis O'Neill
M13.PIE JESU:Sarah Brightman & Ben De'ath
M14.SUPERSTAR:Marcus Lovett
M15.GETHSEMANE:Michael Ball
M16.OVERTURE
M17.THE PHANTOM OF THE OPERA:Sarah Brightman & Antonio Banderas
M18.ALL I ASK OF YOU:Sarah Brightman & Michael Ball
M19.THE MUSIC OF THE NIGHT:Sarah Brightman
M20.TIRE TRACKS AND BROKEN HEARTS:Bonnie Tyler
M21.NO MATTER WHAT:Boyzone
M22.VAULTS OF HEAVEN:Michael Ball
M23.CAR CHASE ON SUNSET BOULEVARD
M24.ONCE UPON A TIME:Glenn Close & Marcus Lovett
M25.WITH ONE LOOK:Glenn Close
M26.AS IF WE NEVER SAID GOODBYE:Glenn Close
M27.LOVE CHANGES EVERYTHING:Michael Ball
M28.MEMORY:Elaine Paige
M29.THE HEART IS SLOW TO LEARN:Kiri Te Kanawa
M30.WHISTLE DOWN THE WIND:Lottie Mayor with Andrew Lloyd Webber
M31.END TITLES
リボンをイメージする淡いブルーの光に照らされた中央ステージに向かう通路から最初に登場するのはTina Arena。M30とは全く異なった歌い方で、2000年のシドニーオリンピック開会式での熱唱を思い出します。M3では大勢の子供コーラス隊も登場、和やかで華やいだ雰囲気。M5では弟のJulian Lloyd Webberがチェロを演奏。M6〜M8はオーケストラとコーラスにかっこいいAntonio Banderasが登場、「エビータ」の最後はM9のElaine Paige、さすがに上手い。M12はHOSANNAのLatin Ver.後半にSarah Brightmanが登場、踊り子8人が床にひれ伏している様はラスベガスのHaremライブを想起する。
当時のサラはふっくら、栄養と健康美に満ち溢れている。メタルっぽいサラもいいが、これもいい。オペラ座の怪人は〜M19まで全てサラが登場、温かく有機的なのに透明感がある美声を聴かせてくれる。M19はサラのアルバムDIVA(DVD)にも収録されている。
舞台は再び「ウィッスル・ダウン・ザ・ウインド」に戻り、Bonnie Tylerがロック風の歌で雰囲気を変える。
M23〜M26は「サンセット大通り」から、特にGlenn Closeの歌と表現が実にすばらしい。
M27はMichael Ballを中心にアーティスト全員が登場し歌う。会場は大喝さい。M28は衣装を替えてElaine Paigeが再び登場、歌は「MEMORY」。この歌は最高、この歌を歌って彼女の右に出る人は居ないだろう。
そしてアンドリュー・ロイド=ウェバーが登場、ミュージカルへの熱い思いを語る(画面に日本語訳)。
M29はアンドリューが紹介する新曲をKiri Te Kanawaが歌う。多分アーティストの中で最高齢の方だと思うが、のびやかで迫力のあるソプラノには驚いてしまう。
全員が歌う「Happy Birthday」、最後のM30はAndrewのピアノ伴奏に合わせてLottie Mayorが若い声で歌う。
約128分、登場するアーティストのレベルの高さ、ミュージカル音楽の素晴らしさを存分に味わえるDVDです。
DVD1枚だけで、解説書も歌詞も付いていませんが音楽の好きな人にはお勧めです。
書き忘れましたが男性歌手のMichael Ball、特にM15が良かったです。