面白南極料理人 (新潮文庫)
堺雅人主演の映画に釣られて購読。誰かが書いていたけど、文筆家ではない人の文章は読みづらい。えっ、今何書いているのだっけ、と読み返すことはしばしば(私の読解力の無さかな?)。他の人をけなしてけなして「でも言えなかった」、こういう文章は結構多い。
南極のしかも男9人以外何もない極地での体験だからこそ、最後まで読んだ。こんな体験は貴重で面白い。
でもなぜか愉快愉快の読後感がない、それは食材が贅沢だからでもなく、読者に作者は豪放磊落と思わせたいという意図が見え隠れする部分なのかなーと、結論したけど。
南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)
高倉健、佐藤浩市が出演、ヴァンゲリスが音楽を担当した「南極物語」。
小学生だった自分にとってとてもセンセーショナルな映画だった。
実話をもとに作られたこの作品は、子供心にリアルな話しとしてインプットされていた。
そして、木村拓也主演で作成された「南極大陸」。
原作としてこの本のタイトルがテロップに映った。
この本を手にして、リアルだけでなく事実がそこにあった。
実際の犬と越冬隊員の関係、犬どおしの関係、探検の数々。
タロ、ジロとの再会時の事実。
実際に参加された越冬隊員の手記。事実を知ることができました。
でも、この本をよりリアルに感じさせてくれたのは
子供の頃に見た「南極物語」。そして、「南極大陸」。
でなければ、この事実にたどり着けなかったかもしれません。
お台場に浮かぶ南極観測船「宗谷」。
この姿を見るたびに当時の出来事に思いを馳せるとともに、
よくこんな小さな船で壮大な計画が実現できたと思うのです。
1/350 南極観測船 宗谷 第3次南極観測隊
このプラモデルは作るのが難しいですね〜(細かいし・・・パーツ多いし)
しかし、出来上がった時はすごいリアルに感じました!
買ってホントよかったと思いました!
プロジェクトX 挑戦者たち Vol.19 極寒南極越冬隊の奇跡 2~南極観測・11人の男たち [DVD]
『運命の船「宗谷」発進』の続編です。
かつてこの国には偉大な人達がゴロゴロいたのだなぁ、と感心致します。
特に「到達不能地点」と呼ばれた地点に日章旗が翻るシーンが感動的でした。
『運命の船「宗谷」発進』と共に購入して損のないDVDです。