ホノカアボーイ [DVD]
荻上直子監督の「かもめ食堂」や「めがね」になんとなく似ていますが、ドラマ性をさらに抑えている感じ。スチルカメラ的な映像(撮影:市橋織江)は美しく、このオフビートなテンポに合っています。
おばあちゃんと孫ほどの年齢差なんだけれど、ビー(倍賞千恵子)はレオ(岡田将生)のことが好き。口には出さないけれど、気持ちが行動に染み出てる。(笑) 例えば、レオに見てもらいたくて可愛いワンピースを買うんだけど、気付いて欲しい彼女はちょっと大袈裟にスカートの裾を持ってヒラヒラさせてみたりする。このビーの可愛さ!! 演じる倍賞智恵子の旨さ!! それでも気付かないレオ...。(笑)
ビーを筆頭に、多くの愛すべき人たちの住む村ホノカア。
いつも寝てばかりいるポップコーン売りのジェームス。お腹ブルブルマシーンをやりながら、ポテチとかひたすら食べ続ける映画館の女主人エデリ(松坂慶子)。
87歳で『現役』の、日本のエロ本しか受け付けないコイチ(喜味こいし)さんが象徴するおおらかさと放置感、過疎と高齢化。懐かしさとどこかちょっぴりの寂しさ...。
愛すべき人達に加えて、印象に残る小道具や小ネタがいっぱいなのも楽しい。割り箸と輪ゴムで作った鉄砲。二人を繋ぐ糸電話。ブルーベリー柄の下着。ビーの作るご飯。映画館で売ってるマラサバ、等々。
全体のキーワードとして「ムーンボウ(月にかかる虹)」がありましたが、ムーンボウを見たくてホノカアにきたレオ。でも、簡単には見られない。それこそ奇跡でも起きない限り...。だけど、「奇跡は起きるから奇跡なんだよ。」なんてセリフがあったり、「年をとったからってやっちゃいけないことなんか、ないんだぜ」と人生を教えるように語るコイチさんの言葉がこころに沁みます。
感情のタマゴ
それからぇぇと「珠玉のポップス」etc.etc......
ゲントウキに対してよく使われる惹句。それは間違いではないのだが、
それだけで終始してしまうのはあまりにも勿体無い。
「ああ〜こんな感じのシティポップスなのね」とか「○○とか××に曲調が似てるね」とかで
安易に片付けられてしまうには惜しいほど良質なセンスが細部にたくさん散りばめられている。
でもお行儀よすぎるだけじゃダメなのかなぁ、という自問に次回作の
ミニアルバム(「路面電車とチーズケーキ」)で答えている。
是非、双方聴いてください。
バラ色の聖戦DVD BOX
全6話で完結ということもあってか、最初からめまぐるしく展開しますが、すごく面白くてハマります。真っ直ぐで、ちょっと不器用だけど、前を向いて自分の足で進んで行く。そんな主人公、三木真琴と吹石一恵とが重なって見えます。憎々しげなライバル役の芦名星。仕事が全ての夫役の長谷川朝晴。厳しくも暖かく見守る女社長、夏木マリ。それぞれが光っていて、とてもいい。モデル役なので露出もけっこう多く、吹石一恵の綺麗な足や美ボディ、芦名星の鍛え上げた美背中も、密かな見所かな。原作のマンガを知らなくても、作品の中にすぐに入り込めて、熱い気持ちにさせてくれる。そんな素敵なドラマです。
泣かないと決めた日 DVD-BOX
職場の人がギスギスしていて、非常に不気味なドラマでした。
忙しいということと私生活の不満が、職場に出ていて、
最初はギョッとするような演技が続出します。
イキリ立っている木村よしのの演技は、結構すごかったです。
杏の役柄は、自己中心的な上にヒガミ根性のすごさと超攻撃的な性格で、
不気味ですごかったです。
最後まで飽きないで観れたドラマでした。
7月に放送した続編にも、佐藤エリカが出演していますが、これまた
すごい高飛車な勘違い女です。
放送と同時期に、海老蔵の結婚式と重なり、すこし哀れな感じがしました。
実は、まじめに働くサラリーマンやOLのことを描いているので、
興味があれば観た方がいいです。
セイント・ビースト カップリング CD シリーズ #3 神官パンドラ×パール
新キャラ2人(1匹?)のCDです!
パールはちっちゃいキャラなので静か系の曲かな?
って思ってたのですが、意外にアップテンポで驚きです。
パールの曲は、パンドラのことを思った曲っぽいです。
どちらの曲もすごく頭に残ります。
パール役の鈴木達央さんはまだ新人声優さんですが
素晴らしい歌唱力をしておられるので、今後の活躍に期待大です!