地震・災害にも負けない「強い家」の建て方とメンテナンス―地盤・基礎の知識から耐震、防腐、リフォームまで、100年住める家のつくり方
一級建築士が書いた本です。
イラスト豊富で分かりやすいです。
1200円は安いと思います。
木造で長持ち・強い家を建てたい人は、読んで損は無いと思います。
強い家のためのあれこれがまず62ページ。地盤と構造の大切さは、なかなか一般の人には分かりにくいところですが、この本はかなり詳しいしイラストが分かりやすいです。
次に長持ちのためのあれこれが43ページ。地震やシロアリ、湿気、日照、通風やら。
次が長く住むためのあれこれが30ページ。リフォームとメンテナンスについて。
最後が家の材質と工法について52ページ。構造材、内・外装材、換気断熱、設備やら。
評価は5と4で迷いましたが、木造限定なので4にしました。
外科の夜明け―防腐法 絶対死からの解放 (地球人ライブラリー)
最近新しい創傷治療と称して創部を消毒することは罪悪というような風評が医療界を席巻しています。まるで歴史を逆行しているようで違和感を覚えていました。歴史を知らない若い看護師などは、この消毒しないという方法を聞いてまるで目からうろこが取れたようという状態です。ぜひそういう人たちにこの本を読んでもらい今の医学体系がなぜできたかを知ってもらいたいと思います。
レーニンをミイラにした男 (文春文庫)
別にミイラ技術の話ではない
レーニンをミイラすることが求められたソ連の実態がおもしろい
そしてソ連崩壊後はミイラ管理チームは補助金を打ち切られ
抗争で殺されたマフィアの幹部のミイラを作ることで糊口をしのぐことになる
やはりミイラというのは金が余ってる人間のやることなんだねえ
あとスターリンが実権を握ると大学にも魔の手が迫り
実用的な学部しか残らない、というのも今とシンクロしているような