NARUTO―ナルト― 59 (ジャンプコミックス)
今ジャンプで一番熱いと言ったらワンピースじゃなくてやはりNARUTO!
今巻の見所は2つ。
・五影VS本物のマダラ
・面の男+二尾〜七尾VSナルト&キラービー
しかもマダラの出現により九尾の心が…
もう終わりに近づいてるNARUTO。
ぜひ見て欲しいもんですな。
NARUTO―ナルト― 57 (ジャンプコミックス)
56巻より内容が詰まっていたと思います。個人的にはかなり満足しました。そうでない方も居るようですが。「死者を生き返らせるな」「つまらない。昔の方が良かった」。これがNARUTOのレビューでよく見かける言葉です。確かにそう思う人も多いかもしれません。が、死者自体が生き返ってる訳じゃないですよね?死者の魂を口寄せして、生け贄の「生きた人間」を器にする口寄せの術です。だから人格や見た目は魂のものになってるけど、完全に生き返った訳じゃないし、そもそも口寄せというのは「巫女が死者の魂を呼びよせて、その言葉を自分の口で語る事」です。まさに穢土転生じゃないですか。岸本先生は最初からこうするつもりで口寄せの術というものを作ったんじゃないかと僕は思っているのですが。そして最近のNARUTOはつまらない、昔の方が良かったと思っている人に言いたいです。「変わったのはNARUTOだけではないはず」。NARUTOはあくまでも少年漫画。少年がワクワクできれば、それでいいはずです。昔は面白かったんですよね?それはあなたが「少年の心」を持って、NARUTOという漫画を読んでいたからじゃないんですか?人は成長します。変わったのはNARUTOだけじゃないでしょう。小学生だって6年経てば卒業します。卒業しないで10年も居ればきっと居心地が悪くなる人もいるはずです。成長するのは当たり前だと思うし、悪いことではないと思います。ただ、読者にあわせて漫画まで成長してしまったら、それはもう少年漫画じゃないでしょう。説教くさいことを言ってしまってすみません。別に責めている訳じゃないんです。本当にすみませんでした。
NARUTO―ナルト― 58 (ジャンプコミックス)
けっして悪くはないんだけど、色々と過去にでてきた話と合わない部分が目につくようになってきたのが残念かな。
雷遁をブロックさせるのに相性最悪のはずの土遁だったりとか(土遁の爆弾が雷遁で触れられるだけで無効化するほどだったはずなのに)
雷遁に強いはずの風遁がまったく通じなかったりちょっと強引すぎるように思う。
があらは1尾の影響で眠れなくて目にクマがあるはずなのに、出生した瞬間から目の周り真っ黒だし、親父は術使うためになぜか目の周り黒くなるし、色々初期設定が忘れられてますね。
まぁ血継限界が忌み嫌われてるはずの霧の国の水影がアレだった時点でこの作者にはあまり長期的展望に立った整合性とか期待しない方が良いのは分かっていますけど。