ガーディアンヒーローズ
セガサターンのガーヒーと言えば、知る人ぞ知る最高傑作です。
最近、X-BOX360でアレンジ版がダウンロード販売されましたので、
久しぶりにプレイしてみましたが、やはり面白い。
トレジャーらしい、迫力を重視した、破天荒ながらも練りに練られたシステム。
「ゲーム」というものを今一度考えさせてくれます。
以下は、モードごとの評価です。
■ストーリーモード
とある「剣」を見つけた冒険者の一行が、
王国に纏わる陰謀に巻き込まれる話です。
ストーリーは結構突拍子もなくてやや薄いんですが、
雑魚をなぎ倒す爽快感、レベルアップによる
ステータス割り振りの成長要素、
2人同時プレイが可能な点など、
きっちりと要所は抑えています。
■対戦モード
本ゲームを「伝説」と言わしめるに至ったモード。
当時の環境にしては画期的な6人対戦が可能で、
ラスボスから一般兵卒の雑魚キャラまで、
ストーリーモードに登場するキャラは
ほぼ全て使用することが出来る。
このモードの特筆すべき点は、
ルール調整のほとんどをユーザーに委ねた点で、
例えば普通にやったらラスボスにその辺の町娘が勝てるわけないですが、
※町娘:攻撃方法ビンタのみ ガード不可
※ラスボス:全画面攻撃可能 空中飛行可能
町娘のレベルを198にして、ラスボスのレベルを1にすると
ビンタ一発で瞬殺出来たりするんですねw
で、友達を集めて対戦をやっていると、
「これだとバランス崩れてるからチーム戦で、
5対1にしよう」と言い出す奴がいるわけです。
じゃあ、町娘レベル198 VS ラスボスレベル1×5体 で対戦しよう、と。
そうすると結構いい勝負になったりwでも画的にとんでもないことになってたりw
とにかく、お祭り騒ぎには持って来いの一本なんです。
ゲーム評価は☆5ですが、昔にプレイした思い出補正が入っているのと、
さすがに今のゲーム業界からすると時代遅れ感が否めないので、
面白さは☆4とさせて頂きます。
本当にお勧めですよ。
セガサターン ヒストリー~サターンが青春だった~上巻
ゲーム機「セガサターン」でリリースされたタイトルの音源を集めたコンピレーションアルバムです。
文句なく満足。
アレンジなどせずに、音源そのままのところが良いです。
聴き始めた途端、セガサターンで楽しんだ日々の気持ちに戻りました。
「ゲーム機だったら、セガサターン」だった、セガサターンオンリーユーザーの頃の気持ちに。
毎週サターン専門雑誌に掲載される、新作発表が待ち遠しかったあの日々のワクワク感を思い出したかったらぜひ!
実はセガのタイトルからの出典が多いのですが、それは実際、セガサターンのソフトラインナップはセガ自身が支えていたという歴史の証拠でもあるのです。
これを機に当時のサードパーティーだったメーカーからの同種企画を期待しています。
アドバンス ガーディアンヒーローズ
トレジャーといえば、ゲーム好きには
「大作ではないが、良作ばかり」で有名なメーカー。
その同社が満を持して発表したGBA用ソフトは
過去にサターンで好評を博した
『ガーディアンヒーローズ』の続編。
前作が好きだったので
発売日に購入して遊んでみると、
やっぱりもうすんごくいい作品でした。
画面は小さくなってるけれども、
トレジャーらしいハデで爽快なアクションが全開。
キャラは小さく見えるけれど、
キッチリと作り手の魂が込められていて、
どのキャラも活き活きと動き回ってくれます。
クリアーまでの時間は2~3時間、
遊べば遊ぶほど使用キャラが増えるため、
何度も何度もプレイすることに。
でも、くり返しプレイすることが
苦痛じゃない絶妙な難易度設定。
オロナミンCじゃないけれど
「小さな巨人」というキャッチフレーズが
ピッタリな良作です。
硬派なアクション好きは是非!