Live at the Fillmore [DVD] [Import]
先日――2004年10月に――行われた来日公演に比べると、このDVDで、ロス・ロボスは、DVD収録を意識して激しさを抑えた演奏をしているところがあるようです。ということで、ほかのアーティストのライヴDVD一般同様、このライヴDVDも実際のライヴの迫力には及ばないかもしれませんが、それでも、ロス・ロボスのライヴ・パフォーマンス・演奏力・創作力の高水準を示す十分な挨拶・名刺代わりにはなっているはずです。というのも、セット・リストでは、多くのリスナーがロス・ロボスの近年のアルバムを聴いて印象に残ったであろうギター・ロック・ナンバーやラテン・ロック・ナンバーをほぼ完全に網羅しているし、なおかつ、演奏では、ジャム・バンドである彼ららしく、サポート・メンバー含めて総勢七人――日本公演でもそうだったけど、アンコールで飛び入りゲストあり――で、スタジオ・テイクにない即興的演奏や芸達者な演奏を交えているからです。映像ソフトになると、いろんなメンバーが歌えて、メンバーもいろんな楽器が演奏できる彼らの芸達者振りが直接眼で確かめられていいです。
ライヴは約114分。あと舞台裏映像が10分強。
(パタゴニア)patagonia W's Los Lobos Vest 25205
patagoniaの他のフリースよりも毛足が長いLos Lobos。見た目も可愛らしく、手触りもとても柔らかくて良いです。
アウトドアだけでなく、タウンでも大活躍しそうです。
サブライム・トリビュート・ライブ [DVD]
これは買いですね…正直面子がすごすぎる。
ステージ上から溢れんばかりの豪華メンバー!いゃ、実際参加しすぎだろ!
今から12年前に初めて聞いたSublimeの感動が、また違った形で蘇ってくる気がします。
狼が連れだって走る月―La Luna cuando los lobos corren juntos
翻訳家の管啓次郎さんがポーラ文化研究所「is」や
バベル・プレス「翻訳の世界」=いずれも当時=などに
連載していたエセーをまとめたもの。
タイトルはアメリカ先住民、スー族の言葉で「12月」を意味する。
著者は80年代にはアラバマ、サンパウロ、ホノルルなどを転々とし、
90年代に入るとニューメキシコに学び、シアトルで教鞭を執り、
この作品が発行された頃(1994年刊)には
再びアリゾナ州トゥーソンに暮らしていた。
こうした混沌とした大地にふれれば否応なく、ひとは傷つく。
しかし、それは世界とその歴史の圧倒的な広がりと深さに
覚醒する機会になる──と、彼は言う。
ところで、印象深いくだりの多いこの作品で最も記憶に残っているのは、
歩くことが単なる健康法にとどまらず、
病をいやす“秘磧”であるというところだ。
1974年の冬に、実際に起こった“奇跡”が紹介されている。
パリで死の床にあった映画批評家ロッテ・アイスナーのもとを、
ヴェルナー・ヘルツォークはミュンヘンから文字通り歩いて訪ねる。
彼女は回復し、その後10年を健康で過ごしたという。
5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET
代表作『コロッサル・ヘッド』が出る前のアルバム6枚のうち、5枚が集まっています。
この時期は、ぼくも、“ロス・ロボス? あっ、「ラ・バンバ」のカヴァーで有名なバンドね”、くらいにしか思っていませんでした。なかなかこの時期のオリジナル・アルバムにまでは手が伸びませんでした。
リマスターはされていません。でも、彼らの前期のラテン・ロックを一気に聴けます。