フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!
いま一番お買い得なのが、この本。
わがまま少年が天才エッセイストへと成長したことを、いま、読み取りたい。
猛烈にハズしてくる、そのセンス。なんじゃこりゃ。
若かった頃の伊集院や電気に似た、
テレと気恥ずかしさとダメ人間とアニメとゲームと初々しさと、
そしてなにより天真爛漫な「福嗣という人間」をビンコビンコに感じられる。
お薦めです!
セルロイドの息子 血の本(3) (血の本) (集英社文庫―血の本)
ミッドナイト・ミートトレインを読んでハマったクチですが、同じ世界観となっているため、こちらの本も楽しめました。
こちらも、負けず劣らすスプラッターホラーしています。
のぶカンタービレ! 全盲で生まれた息子・伸行がプロのピアニストになるまで
ミーハーな気持ちで読み始めました。
読んでいく内に、ただの興味本位、というより目が見えないのによく頑張ったね、という少し上目線の感想から、自分の運命を自分で切り開いた男の話に、変わっていきました。
観客をハッピーにするためには、みずからもハッピーでなくてはなりません。
少なくても、伸行さんの場合はそうです。
ありがとう。
パワーをもらいました。
BUSTER KEATON MASTERPIECIES キートンDVD-BOX 2
無声映画時代の喜劇王といえばチャップリンかもしれないけれど、キートンを忘れてはいけません。チャップリンの場合、いかにも笑わせようという格好をしていますが、キートンは違います。けっこうハンサムで生真面目な顔でほとんど表情を変えずにいますが、それがよけいに滑稽なのです。チャップリンしか知らない人は、目からうろこ・・・かもね。